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苦手な人にイライラしちゃうのはもったいないって話

こんにちは、さいとです。

うつ病をきっかけに心理学を学び、コミュニケーションの重要性に気づいて情報発信しながらカウンセラーをしています。

今回の内容です。

苦手な人をみるとついイライラしてしまう

ということは結構あるかと思います。

なので今日は「苦手な人にただイライラしてしまうのはもったいない」ということについて書いてみたいと思います。

この前、こんなツイートをしました。

僕が何かを伝えるうえで常に意識していることは、

「お互いの価値観を尊重しましょう。しかし自分の価値観を最優先に考え、合わない人とは上手に距離を置きましょう」

ということであり、これがコミュニケーションについて最も大事なことだと考えています。

そして今回は

苦手な人だからこそ気づかせてくれることがある

という、お互いの尊重にとって大事な話です。

前にこちらの記事でも書いたとおり、自分にとって苦手な人、敵対してくる人というのは、自分と相手の価値観に大きな差がある人になります。

そして敵対してくる人に意識を集中しても疲れるだけだから、自分を認めてくれる人と関わる時間を増やしましょうというのがこの前の記事の内容。

しかしそうは言っても、苦手な人を完全無視も出来ないし、どうやっても苦手な人は表れてしまうものです。

なので「あなたにとって苦手な人と接するときは、ちょっと視点を変えてみると楽になるよ」というを話をしていきます。

まず大前提として

この世の全ては良い面と悪い面がある

ということを考えてみて欲しいんです。

例えばとても仕事にストイックで、部下には厳しいしずっと働き倒している人。

こんな人って、関わっている部下からしたら苦手なタイプかもしれませんが、会社への貢献度が高いという点では、とても良い人ということになります。

他にも人の話ばかりに合わせてしまって、自分の意見を持たない人。

こんな人も、主体性が無いように見える悪い一面もありますが、皆の考えをちゃんと聞いて、他人を大事にしているという良い面もあります。

つまりどんな考え方であれ、必ず良い面と悪い面の両方をもっているということです。

就職活動の自己アピールなんかでも使われますが、自分の弱みを強みに置き換えて話すというテクニックと同じような考え方ですね。

そして全ての考え方に良い面と悪い面があるとするならば、普段の言動は全て「良い面の方に価値を感じていることを選択しているだけ」ということになります。

つまり意識的であれ無意識であれ、頭の中で

「こっちの方が良い事が多いじゃん!」

という選択を常にし続けているということを理解すると、他者への理解も自分への理解も進みます。

なのでどんな考え、生き方、価値観も否定できないということに繋がってくるのですが、結局のところは

苦手意識は普段自分が選択しない考えと関係している

と思うことが大事です。

全ての考えには良い面と悪い面があるので、何を選択するかはその人次第。

つまり「自分にとって無価値だと感じることを、苦手な相手が優先させているだけ」だと気づくと、イライラすることも減ってきます。

もちろん苦手な相手に全て合わせる必要はないんですが、自分を振り返るきっかけとして考えることで、相手への否定もなくなってくるし、自分が重要としていないものにも気づくことが出来ます。

なので

「この人は自分と合わない!あの人見てるとイライラする!」

と考えてしまうこともありますが、そんなときは

「自分とは良い面と悪い面の捉え方が違っていて、そんな考え方もあるんだな」

と常に思うことが大事です。ただ単に行動の基準、価値観、選び方が違うだけ。そう考えることがお互いの尊重に繋がります。

ただしこんな話をすると「いや、普段は苦手な人とは距離を置けって言ってるじゃん!」と思う人もいるかもしれません。

そんなあなたのために僕が言いたいのは、

何よりも大事なのは自分の価値観

ということです。

全ての人に好かれることが出来ないように、全ての価値観を自分一人が受け入れることも出来ません。

なので自分にとって受け入れられないような価値観を、自分にもたせる必要はないと考えています。

あくまでも自分の価値観が最優先です。全ての人に合わせようとすると自分の価値観がぶれて来るし、自分がどんな人間か分からなくなってしまいます

ですが苦手な人にイライラするのはもったいないので、自分を振り返るきっかけにすると、思わぬ気づきがあるかもしれない。そんな話でした。


最後まで見て頂いて、ありがとうございました。
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