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新年のご挨拶2023(さがみこファーム代表山川)

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
さがみこファーム代表の山川勇一郎です。

今年はウサギ年らしく、さがみこファームも飛躍の年にしていくと決意を新たにしています。(私も今年年男)

さて、相模原市の前戸地区に出会って3年、昨年『SAGAMICO BERRY GARDEN(=SBG)』をプレオープンすることができた記念すべき年でした。前戸の地主さんをはじめ、関わっていただいたすべての方に、改めてこの場を借りて感謝申し上げます。

「プレオープン」と言ったのは、コロナ禍もあり、「プレ会員限定」オープンであったこと、苗木の半分は未成熟であったため、開放したのは農園の半分の面積に留まったことなどが理由です。それでも夏季600名、通年で延べ1,000名もの方に来園いただき、楽しみながら学んでいただける手ごたえを得ることができました。

今年はSBGのブルーベリーの収穫量が昨年から倍増見込のため、いよいよ農園を全開放してグランドオープンを予定しています。
昨年末でブルーベリー1100本の剪定が完了し、その一部を栽培用ハウス(通称ベリーハウス)内で試験的に早生栽培に取り組んでいます。うまくいけば1ヶ月程度早く収穫できるでしょう。また、昨年リクエストの多かった車の無い方の送迎や、食事などについても現在検討を進めています。使い勝手よく、さらに魅力あふれるSBGにしていきます。ご期待ください!!

更に、今年は新たに地域の方や障がい者施設と連携した生産体制づくりや、企業とコラボした新規の非FITソーラーシェアリング発電所の建設、SDGsをテーマにした研修活動や視察・体験のプログラム化、ブルーベリーの加工品開発、地域の小中学校との連携など、新規プロジェクトも続々始動します。こちらもSBGに新たな魅力を加えてくれると思います。

私たちは創業当初から『次の時代の一次産業の創造』ことを掲げ、農業、エネルギー、観光、教育などの掛け合わせで、中山間地域に今までにない形で人を呼びこみ、耕作放棄地を再生し、地域を活性化し、地域課題の解決に寄与する事業を進めてきました。

それらは私たちだけでは実現できないものですが、事業を始めて3年、ありがたいことに様々な方に注目をいただき、多くの方に事業に参画いただいています。それは、私たちの取り組みに対する期待感の表れだと認識しています。

私たちのやろうとしていることは、これまで誰もやったことのないことも多く、うまくいくことばかりではありません。前例のないことには懸念や反対もあります。ただ、社会に必要とされることに対して、胸を張ってアイディアを示し、対話を通じて粘り強く道を探り、合法的に壁を超える存在でありたいと思っています。これは物事に対する姿勢であり、決意であり、企業文化です。そして、そうしたチャレンジそのものが価値になると思っています。

ただ、未知へのチャレンジには多くの共感者が必要です。多くの共感者が私たちを有形無形で支え、前に進む力になります。

私たちはプレ会員制度をリニューアルし、今年から「年会員」制度をスタートしました。個人はBasic,Premium,Supportの3種類、企業・団体はCorporate1種類になります。個人は年2,000円~(月170円以下!)、楽しみと学びの宝庫であるSBGを年間通して使える権利を手にできます。自然豊かな農地で、体験を通じて、子どもから大人まで「楽しみながら学ぶ」。そして「事業に参画できる」。そうした関わり方そのものが、次の時代の一次産業の一つのモデルになると思っています。

ぜひ仲間に加わっていただければと思います。本年もよろしくお願いします。

◆年会員の入会はこちらから。
 (※Web申込の簡単解説はこちら

◆1月の主催イベント
1月21日「ドローンラウンジ ジュピター共同企画 さがみこベリーガーデン鳥獣害調査体験 お菓子パン試食付き」➤詳細はこちら 

◆農園に来たい方は・・・オープンファームデイ


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