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SBGスタッフブログ【毎週土曜更新】

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SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
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#養液栽培

さがみこベリーガーデン、プレ会員募集中!!

さがみこベリーガーデンは相模原市で初となる農業と太陽光発電のハイブリッドによるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園です。 現在養液ポット栽培で33種類・1000本以上のブルーベリーを育てています(今後は50種類まで拡大) 私たちは、中山間地の集落で耕作放棄地を借りて再生し、農園を営んでおります。地域に配慮しつつ、コロナ禍にあっても、密を避け、大切な人とゆっくり楽しんでいただくため、完全予約制・会員制農園としています。 現在、2022年6月OPENに向けて「プレ会

初めての収穫

ブルーベリーが初めて収穫できました。 それは2021年6月7日の午後のこと。農園を見廻っていると、ブルーベリーが色づいています。一粒つまんで口に入れると、さわやかな酸味と甘さが口に広がりました。うまい! 実は、不安でした。こんな育て方で美味しいブルーベリーはできるのだろうか?何しろ経験も知識も何もない所から始めたので、自信などあろうはずもありません。でも、これで一安心です。親ばかというか親の欲目かもしれませんが、色、形、味共いいと思います 改めて見回すと、いくつかの品種で

創業2周年〜次の時代の一次産業の形を共に創る

株式会社さがみこファームは2021年5月20日で満2歳になりました。 この間、本当に色んなことがありましたが、たくさんの方とのつながりができ、事業が一歩一歩前に進んでいることに、関わってくれた全ての人にこの場を借りて感謝申し上げます。 さて、未来の話をしたいと思います。 言葉を選ばずに言えば、農業は、属人的で、保守的で、閉鎖的な一種独特な世界です。ただ、それは一定の理があるからこれまで綿々と続いてきたわけで、そういう農業界の理屈も、中に入ることでだんだんわかってきました

Welcome to SAGAMICO BERRY GARDEN~私たちはこんな場づくりをめざしています

SAGAMICO BERRY GARDENって? この農園のブルーベリーは大粒でとっても美味いよ! せっかくこんな遠いところまで来てくれるひとたちに ただ、摘んで、食べて、買って帰るだけでなく、 ゆっくり楽しんで、いい想い出を作って帰ってもらいたいのです。 ここには全部で1,000本以上のブルーベリーが植わっているよ ブルーベリーだけで34種類、そのほかラズベリーやブラックベリーもあるんだ 大きいのは500円玉ほどの実をつけるし、味もいろいろだ ブルーベリーの味比べしてみ

さあ、私たちの仲間になりませんか?

2022年春の開園に先がけて、SAGAMICO BERRY GARDENのプレ会員の募集が4月11日から始まりました! 圏央道の相模原インターから約15分、津久井湖から山中湖に抜ける道志道(国道413号)沿いに、緑に囲まれた素敵な空間が広がっています。 私たちは、この地で普通に農業を営もうと考えているわけではありません。 ソーラーシェアリングと呼ばれるハイブリッドな方式で、農地の上で太陽光発電を行い、下部でブルーベリーを栽培します。 ブルーベリーは北米が原産で酸性土壌を

最近のさがみこファームってどうよ?(4月2日)

こんにちは!さがみこファームのいそっぺこと磯川です。最近のさがみこファームの動きを一気に紹介しちゃいます! 珍客登場。写真の真ん中に「ある生き物」が写っています。さて、なんの生き物でしょう? わかりますか? 正解は… サルです!しかも親子。写真はないのですが、キジもときどき現れます。あ、そういえば、この間犬を連れてきた人がいたな…。ってことは、次に来るのは、モモタロウ!?もし来たら、写真投稿しますね! 社長です。掘ってます。何を掘っているか?雨水がスムーズに流れるよ

アクアフォームの充填作業が始まりました

東京では桜も開花し、春本番を迎えました。ここ前戸の里でも、草木が勢いよく芽吹き始めています。 SAGAMICO BERRY GARDENでは、今までのブルーベリー550本に加え、この春から新たに575本を育てていきます。今週、その苗木が入荷される予定です。苗木が入荷されたら、ポットに植付け、でもその前に、大事な作業があります。アクアフォームの充填です。 私たちは、ブルーベリーをポットに植付け、養液を点滴して育てていますが、ポットには土ではなく、アクアフォームという吸水スポン

最近のさがみこファームってどんな感じ?

みなさん、こんにちは^^ 今回は、最近のさがみこファームについて、一気に紹介しちゃいます! 社長です。ポーズの指定は僕がしました(笑) ここには巨木が生えていました。太陽光パネルが日陰になってしまうので、切ってもらいました。 ココから眺める風景はなかなかのものなので、ぜひ登ってみてください。将来的には、展望デッキにしたいと思っています。 ちょっといかつい?(笑)工事業者さんたちです。このイケメンのお兄さんたちが、太陽光の施工してくれています。 この日は、来客があり、たき火

もうすぐ春ですねぇ♪

♪雪がとけて川になって流れていきます♪ ♪つくしの子がはずかしげに顔を出します♪ 前戸の里にも春がやってきました。梅もほころび始めました。 そして「さがみこベリーガーデン(SBG)」では、第二期工事がリアルタイムで進行中です。 本日は、そんなSBGから中継します。 リポーター:早速工事関係者Aさんに、工事の概要を聞いてみたいと思います。 Aさん:今回のソーラーシェアリングは大きく2区画に分かれていて、それぞれ1,300㎡、1,600㎡、計2,900㎡の敷地に144kWの

ウーン、水がない!

ドシロウトほど怖いものはありません。うかつというか、無知というか、最優先課題である水のことを度外視してブルーベリーの養液ポット栽培の検討がどんどん進んでいきました。 そもそも、私たちが今ブルーベリー栽培に取り組んでいるここ相模原の前戸地区は、歴史的に水に苦労してきた土地だそうです。水道が引かれるようになるまでは飲み水になる湧水の量で人家の数が決まっていたのだという話を後から聞いてびっくりした次第です。 そんなことが最初からわかっていたら、地植えと違って大量の水が必要なブルー

シェアリングの工事がはじまりました!

さがみこベリーガーデンでのソーラーシェアリング第2期工事がスタートしました! 今回は第1期を規模的に上回る144kWの発電所の建設、その下に16種類570本のブルーベリーの苗木を植える予定です。 工事に先立って、サイトの南側にあったサワクルミの木を伐採しました。伐採時は雪が降ってました。 自然に生えたものですが、結構デカいです。キコリも真剣です。 太い幹を玉切りにします。 椅子やテーブル、薪など、大切な命を無駄なく活用したいと思っています。 こんな感じ。座り心地GO

犯人は誰だ

被害発生! 昨日、農園を見廻っていたら、ポットに給水するチューブが切断していました。よく見ると齧られた跡があります。それもかなりガシガシと齧っています。 噛み跡です。↓ ネズミが通信線を齧って電車が止まったというニュースを聞くことがありますが、まさかわが身に降りかかるとは思ってもみませんでした。良く調べると、農園全体で9本齧られています。この時期ブルーベリーは休眠しているため、給水も止めています。このため、ブルーベリーには影響はありませんが、春から夏の成長期に齧られると大

初めての剪定作業

先日、初めて剪定を行いました。しかし、いざ枝を切ろうとしても、何を基準に、どの枝をどこからハサミを入れたらいいのか見当がつきません。 うぅ~ん困った! こういう時は教えてもらうに限る。早速、いつもお世話になっているオーシャン貿易さんとZOOM会議。ビデオで苗木を映しながら、剪定のポイントを指導してもらいました。 ・「先ずは、作業前に剪定ハサミをアルコール消毒する事。」病気を防ぐ、大事なポイントです。 ・次に、「上から根元を見ながら鉢の周りを一周して、根元が見えるように剪定プラ

農業新時代

戦後の高度成長期を境に、日本の農業は3K農業(くさい、汚い、稼げない)とか3ちゃん農業(じいちゃん、ばあちゃん、お母ちゃん)などと揶揄され、衰退産業の代名詞のように言われてきました。農家にとっては腹立たしい限りですが、そういわれても仕方がない現実があります。 代々跡を継いできた子供たちも稼げない農業に見切りをつけて都会に出てしまい、父親も外に職を求め、残った家族や休日に細々と農作業が続けられてきましたが、それも先細りで遊休農地は増える一方です。国や地方自治体も手をこまねいて