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ブルーベリーが初めて収穫できました。
それは2021年6月7日の午後のこと。農園を見廻っていると、ブルーベリーが色づいています。一粒つまんで口に入れると、さわやかな酸味と甘さが口に広がりました。うまい!

実は、不安でした。こんな育て方で美味しいブルーベリーはできるのだろうか?何しろ経験も知識も何もない所から始めたので、自信などあろうはずもありません。でも、これで一安心です。親ばかというか親の欲目かもしれませんが、色、形、味共いいと思います

改めて見回すと、いくつかの品種で食べごろになっています。ブルーベリーの品種は、ノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュ、ラビットアイの系統がありますが、今、熟成しているのは全てノーザンハイブッシュの早生の品種です。その中からいくつか紹介したいと思います。(味その他はあくまで個人の感想です。)
・ヌイ      大粒です。大きいのは500円玉サイズになります。
・シエラ     大粒。酸味が強い。
・アーリーブルー 大きさは中くらい。甘い。
・ブルークロップ 甘さと酸味がバランスしている。
その他にも、レカ、デュークなどのが食べごろを迎えています。
食べ比べてみると、バラエティーに富んでいて、楽しいですよ。

今年は、木を大きくすることを優先している為、あまり実は生らせていないので、味見程度しかできません。収穫よりも、来年に向けての準備に軸足を置いています。その一つに、実がついてから、熟すまでどのくらい時間がかかるのか、食べごろの時期を予測できないか、という課題に取り組んでいます。そんなことができるの?と言われそうですが、そこは怖いもの知らずの素人の強みです。できたらすごいと思いませんか。手始めに定点カメラを設置し、熟成過程を調べ始めました。こんな感じで、1日4回定時に写真を撮っています。このような生育データと、温度や日照データを組合せて、収穫予測システムを作りたいと考えています。デジタルトランスフォーメーション(DX)農業!かっこいい!

BB観察中

さて今、実がなっているのは昨年植えた苗ですが、今年植えた苗はどうなっているでしょうか。
下の写真は、3月27日に実施した、ブルーベリー植付体験で参加者の皆さんと一緒に植えた苗木です。みんな順調に育っています。

今年の苗木

中には、早くも実をつけた苗もあります。でも実を生らせてしまうと、実に栄養が取られ、木が成長しません。全部取ってしまいました。結構な数でした。

BB摘実

話は変わりますが、隣の畑の大きな梅の木があります。先日地主さんから許可を頂いて、梅の実を採りました。15分ほどで8kgも採れました。早速家に帰って梅酒を漬け込みました。こちらも楽しみです。

梅の木と実

今はご近所さんから頂いてばかりですが、来年はブルーベリーでお返しをするつもりです。
たわわに実ったブルーベリーで皆さんをお迎えできるよう頑張っています。

さがみこファームでは、毎週土曜日をOPEN FARM DAYとして、施設を公開しています。
ソーラーシェアリングの魅力や自然豊かな空間を楽しんでいただけると思います。是非遊びに来てください。詳しくはこちらをご覧ください。
https://note.com/sagamico_farm/n/n18c2073dd5d4

(2021.6.12 小林孝)



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