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『Novels and music are fuel for life -小説と音楽は人生の燃料だ』safiland's Essay - 6 -

 こんにちは、〈safiland -さふぃらんど-〉って呼んでください。
 ゆるっとモノ・コトについてエッセイを書きます。
 好みのカテゴリでしたか? だったら、隙間時間にいかがですか?
 今回のタグ  #音楽 #自由であるために #生きる力


音楽は人生の燃料だ!

 前回の続きとなります
「あなたの人生における燃料は何ですか?」
 問うてみました

 表題が答えなのですが、ぼくの人生を消化するための燃料って何だろうか? あれもこれもと書き出して検討した結果、2点に絞られたので書いてみようと思います。今回は燃料としての音楽です。

燃料としての音楽?

 最初に記憶している音楽は何ですか?
 昔ならテレビの音声かラジオか、今ならスマホの動画でしょうか。
 ぼくの1番古い記憶は保育園のお遊戯会の音楽かな。
 ゆったりとした曲の記憶があります。何かを頭に被せて、手にも何かを持っていたかもしれません。自分がどう踊っていたかは記憶に無いですが、如何せん古い記憶なんて曖昧ですから。

 悲しい時に聞く、元気が出る、テンション上げる、退勤時に聞く、あの頃を思い出す等々ありますが、みなさんはこの曲聞けば〈ALL OK〉的なキメ曲ってありますか?

 悲しい時にアッパーな曲を聞いて元気出そうとしたことがありましたが、全く心に響かなくて軽く絶望してから悲しい時は無音で行こうと決めました。意外と音楽が邪魔に感じたのが、ぼく的にショックだったと言いますか、しっとりとした曲もかけてみたり、結局曲を選ぶことが目的になって心が虚無化するだけでしたね。参りましたわ。

 それでも世界には音楽が溢れていて、勝手に耳に入ってきます。いつの間にか手を取られ、背中を押されて、好きな曲が再生されていました。

音楽とぼくの付き合い方

 BGM用にプレイリストを作ってヘビロテしています。
 MIX系はここ数年作っていなくて、ひと組のアーティストの好きな曲集めて作業中ずっとループさせるというのをして、新曲が出ると適宜追加して楽しんでいます。

 ライブのセットリストのヘビロテも好き。音楽ではないですが、BGMにyoutube流しっぱもよくします。最近は〈ゾゾゾ〉というホラーコンテンツにハマっていてよく流しています。怖いの嫌いですが自分で体験しないのはOKです。ホラー映画も地味に好きです。脱線しましたね。

 生活に潤いを補うため、体感派のぼくはコロナ前はフェスやライブとか都合が合えば行くようにしていたのですが、コロナ禍のライブ解禁で久しぶりにマスク必須、声出し無し、着席、リアクションは拍手で! みたいな無観客試合のようなライブに参戦しました。

 ほんの数年なのにとても久しぶりにライブに行くような高揚感が、ぼくの中で「生音聞くの本当に好きなんだな」と改めて認識されました。

 Eve君の全国ツアーで、抑圧されていた外出欲に駆られて名古屋と東京と2か所転戦しました。名古屋は日帰りだったのですが、長距離の外出が楽しくて、何回も来たことがあるのですがお上りさんを満喫しお土産を選び、ライブをがっちり楽しんだのは言うまでもありません。

Eve Live Ture 2022

 その2022年の名古屋ライブで隣にいた少年(高校生?)がEve君登場で号泣して、収まるまで相当な時間が経っていました。

「少年! いいよ。気が済むまで泣けばいい。どんな涙か知れないが帰りは笑顔だといいね」

 そう思いながら、実はぼくも涙ぐんでいました。気持ち的には踊って叫んでいるのですが、声出しNG、着席ライブなので、会場のみんなは拍手が普段の3倍増しで、その分会場の気というかうねりみたいな一体感がありました。もう一生音楽を生で聞けないんじゃ――そんな中でのライブは、大音響に抱かれる心地よさを細胞が思い出したように、鳥肌と多幸感がMIXされて黙って座ってライブ参戦しているのが不思議なくらい、エネルギーがステージに向けて注がれていたように感じていました。

 この年はデリコ(LOVE PSYCHEDELICO)のライブにも参戦していて、かっこ良すぎて呆けてしましました。声が本当に良くて、音もめちゃくちゃ良くて、何でだろうと思っていたら、「スピーカーの組み方にめちゃくちゃ気を使って最高の音を後ろの席まで届くように組んでいます!」的な事をおっしゃっていて、確かにぼくは2階席で聞いていて「ギターガンガンのバンドでなんでこんなに音がいいの?」って思っていたから、曲間の解説でストンと腑に落ちました。デリコのライブはこれまで行ったライブで抜きん出て音がいいです。

 やっぱ、ライブはいい! 大音響最高

 翌年(2023)、声出しが解禁になり、Eve君のライブを大阪、東京と転戦しました。真夏のライブで歌って踊って物凄く疲れたけど達成感が半端なかった。都合さえつけばライブ参戦派のぼくは日帰りで大阪位なら行きます。日曜日の17時スタートのライブなら東京まで日帰り出来るので。
 人生初さいたまアリーナでアリーナ参戦出来たのもいい思い出になりました。「アリーナ席ってチケット当たるんだ……」近いステージを堪能しながら、心は幸せ成分で満タンになり体力はアンダーでヘロヘロになりましたわ。

花嵐参加者限定グッズとゲットした銀テ

 このために生きてる! ってマジ思います

 高校生位までは流行りの曲をMIXして聞いていましたが、気が付いたら流行りも追わず(知ってはいる)同じアーティストの曲ばかり追っかけていました。好みが確定したのかな? そんな風に思っています。

 追記で、集中すると曲聞こえないんですけど、意外な形で執筆に影響していたことがあって、『アブソリュート サンクチュアリー』という作品中に、〈九朗〉〈シェリル〉というキャラが出てくるのですが、カンのいいあなたはお気づきでしょう。そうです、シェリルクロウさんの名前が反映されているんです。執筆当時ヘビロテしていました。
 九朗の設定がカラスで9番目の子供だから〈九朗〉だったんですが、シェリルに至っては、当初の候補を使わずに「シェリルって響きがいい」なんて決めちゃって、脱稿した後で「あれ?」ってな事になってました。キャラの性格に名前がなじんでましたので、まあいっかと流しています。

 こんな事があってから、セクション単位で変な影響無いかチェックするようになりました。無意識に心に染みちゃって驚かせられます。

 名古屋の時の少年のように、ぼくも心の中で号泣していたのかもしれません。表に出さないだけで、何かを発散して楽しいで満たして家路へ着く。ライブに行く原動力も音楽に包まれたいからで、ヘッドフォンじゃ全身で感じる音響と付随する視覚情報は体感出来ませんからね。

 そこに常にあり、生活の潤い成分で無くては心寂しいモノ、それがぼくにとっての音楽(燃料)かな。


 如何でしたか? スキを頂くと踊るかもしれません。
 小説も読んでもらったら拝むかもしれません。
 では、次回……あれば、お会いできることを楽しみにしております。

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