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『ゴリラゲイ雨の季節といえば〈アレ〉の話でもIII』safiland's Essay - 4-

 こんにちは、〈safiland -さふぃらんど-〉って呼んでください。
 ゆるっとモノ・コトについてエッセイを書きます。
 好みのカテゴリでしたか? だったら、隙間時間にいかがですか?
 今回のタグ #気のせいだと思いたい #空耳 #気配 #体験談   


蒸し暑いと睡眠の質が落ちますよね

 連日のゲリラ雷雨とんでもないですね。如何お過ごしですか?

 先日の帰宅時、にわかに空が黒く染まり、あらぬ方向から風が吹きすさび、「何! ゲリラの襲撃が早まっただと!!」そんな厨ニセリフを心でキメながらコンビニから出ると、強力なダウンバーストをまともに受け、持っていたレジ袋を強奪されるところでしたわ。
 コンビニの外は体感温度が10度も下がり、上空の雲はいつ漏斗雲が発生してもおかしくない状況でした。実際に竜巻注意報が出ていたらしい。こっわ!
 結局駆け込み乗車並みのスピードで帰宅して、チョロっと濡れただけで済みました。

 部屋は蒸し暑くてエアコン様に助けて頂きましたが、寝るタイミングが合わず、遅くまで寝返りと踊っておりました。アイ◯ノンでも使えば良かったかな。

 寝苦しい夜も、冷っと爽快
 そんな、ぼくの体験談
 え? もういいって? 何事も3回ですよ。お付き合いくださいませ。 

『幻聴と建付けの狭間』

 家の建付けって周りの環境や使い方でだいぶ影響ありますよね。勿論経過年数も影響します。
 中学生の時だったかな、ぼくは2階の部屋で何していたか忘れたけど、親から「さふぃらんどー」って、いつものように階段の下から呼ばれ、「はーい」って言った後に――

 今〈ヒトリキリ〉だ! 怖いよーってなってドアから目が離せなくなった。意を決してドアを開け、階段の踊り場から親を呼んだが無人の1階から返事などあろうはずもなく……。

 この程度は日常茶飯事で、知らん誰かが階段上がってくる。リビングのドアが開閉する。ぼくは自分がおかしくなったのかと思ってた。いやマジで。
 家族同席で発生したことは無いからなおさらね。
 家族に言ってみたが、「生きてりゃそういう事もあるでしょ」という始末。なぜ平然としていられるのか意味が分からない。
 ぼくだけ幻視あるいは幻聴に悩まされているだけなのか?
 実家なのにリラックス出来ないという、ハードな日常を一時期過ごしておりました。

 1番しんどかったのは、独り立ちして久々に実家に泊まったとき
 🔥深夜金縛り
  ガッチガチにキメられました
   ↓
 🔥耳元で鋭い金属音連打
  刀を打つときのような高音
   ↓
 🔥耳元で絶叫
  耳元なのに地に底から聞こえるような、徐々に音量増大

 このフルコンボにより、数年実家に泊まれませんでした。因みにお盆だったのですが、知り合いの声ではなかったので「お前誰だよー、マジこえーよ」と半泣きでした。
 霊園に行った夜の出来事だったので、「何連れて来てんの?」そんな冷笑を浴びてもぼくにはどうすることも出来ないし、連れて来たとか嘘でも言わないでほしい。
  家鳴やなりとか、幻聴とか(それはそれでどうなんだ)だと思うようにしているぼくです。金縛り体験は、夢オチにしたい。
 体験時、目視チャレンジしないのはデフォです。もし目があったら魂抜けますって!

 因みに実家で怖い思いをしているのは、ぼくだけです。

 では2話目、今日はサービスしますよ💛(何を?)

『後ろの正面だぁーれ』

 後ろに人の気配を感じる時ってありますよね?
 しかも、覗き込む勢いで後ろにいて――
 今振り返ったら、目が合いそう
 
そういう素敵体験ございませんか? あれ? 無いですか。

 素敵体験(そうでも言わないと背中がザワっとする)する場所って決まっていて、今住んでいる家ならキッチンに立っている時。因みに実家ではこの素敵体験は無い。外出先で稀に出くわし回避不可の時は、無の境地で過ごすしかない。
 これはぼく一人の時だけで、同一空間に他者がいる時は無い。ただし、仕切られた隣の空間に他者がいる時は、この限りではない。

 つまり、一人でいる時にある場所にある方向を向いて立っていると、〈後ろに立たれる〉のですよ。
 背後に立つのは全て同じ人(成人男性)のように感じています。

 大サービスで三本立てです💖これで終わりですから……ね

『何を見せられたのか』

 これも中学生の時で部活帰りの独り歩き。
 季節は忘れましたがコートは着用していなかったので、うららかな季節だったのでしょう。
 多分土曜日の部活帰りで夕方前だったと思います。帰宅するのにボーっと歩いていたんでしょうね。気が付いたら家まで半分くらいの距離まで来ていました。家まであと徒歩20分くらいの距離です。

 気が付いた時、ちょうど住宅が切れて片方はあと100mで墓地、片方は野っぱらという鄙びた箇所に差し掛かり、その間の道を通らないと帰宅は叶いません。

 ぼくの横をスーッと1台の乗用車が走って行きました
 車の姿をなんとなく目で追って、「○○先生何か用事でもあったのかな?」なんて思っていました。
 車のナンバーが少し特徴的だったので、車種と合わせて覚えていて確かにシートから見えている後ろ姿は、小学校の時の担任だった先生のものでした。小学校は実家の近くにあったので、ぼくと車は同じ方向でした。

 戦慄しました。

 その先生はぼくの卒業タイミングで転勤していて、近隣の地方にはおりません。転勤してから1年以上経っていて、以前勤務の学校に土曜の午後訪問する理由も考え付きません。用事は無いはずです。

 その先生は霊感的なモノがあったかどうか忘れてしまいましたが、生徒によく怖い話をして、怖がっている様子を楽しむところがあったのを思い出していました。

 夏休みに小学校の同級生数人とその先生を訪ねた事があって、車遭遇事件の顛末を話すと、「その時期にそこには行っていないが、何かがそう見せたのかもしれないね」なんて、しっかり怖がらせてくれました。げっそりしましたわ。そういう事言う先生なんです。

 車遭遇事件後、特に何か起きた訳ではないのですが、本当に気持ち悪くて
何を見せられたのだろう〉と今も不思議に思っています。

 もし車が停車して、「さふぃらんど、今帰りか久しぶりだな。送っていくから乗るか?」なんて言われて乗車した場合――

 ぼくはどうなっていたのでしょうねって話です。

 ぼくの個人情報保護のためほんの少し加工しています。
 先生はとても教育熱心で怪しい人物ではないです。念のため。


 如何でしたか? スキを頂くと踊るかもしれません。
 小説も読んでもらったら拝むかもしれません。
 では、次回……あれば、お会いできることを楽しみにしております。

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