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20年前に一緒にドイツ語研修旅行に行った仲間たちへ

君たちは「タールキルヒェン」の響きを覚えているだろうか?  こんにちは、ドイツ生まれ鹿児島育ちの酒豪@鹿大です。  2024年の4月から三ヶ月、ヴュルツブルク大学に来ています。今回の記事は2004年に一緒にドイツ語研修旅行に行った仲間たち向けに書いています。  私が研修旅行に参加した経緯なども一応書いていますが、読み飛ばしてもらってもkein Problem です。 私がドイツ語研修旅行に参加したわけ 研修旅行の同期なら大抵ご存知とは思いますが、私は南ドイツの北の方、ヴュ

    • ドイツで使ってみて良かった物あれこれ

      ①49ユーロチケット 今回のドイツ滞在のMVPは、49ユーロチケットです。留学でも旅行でも、7日以上ドイツに居るなら絶対買った方がいい。絶対にだ。  49ユーロチケット(正式名称ドイチュラントチケット)は、2023年からサービスが始まった、  というもんのすごいチケットです。 ヴュルツブルク交通局の該当ページ→ https://www.wvv.de/mobil-b2c/49-euro-ticket/ 日本語での解説ページ→ https://odekake.de/49eur

      • 南ドイツの北側の街に住んでみて、気が付いたことあれこれ

         2024年4月から三ヶ月間、南ドイツの北の方にあるヴュルツブルクという街で悪性リンパ腫の診断を勉強することになりました。  ドイツにきて二週間ほどで気がついた問題点と概ねの解決法を、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので書いています。 ①椅子の高さが合わない問題  男性はもちろん、女性もみんな背が高い国なので、机も椅子も高め。156.7センチの私は小人になった気分です。机の上の顕微鏡に椅子の高さを合わせると床に踵が付かず、床に合わせると顕微鏡が見えない……! 長い時

        • 分子病理専門医試験 こうやって受かったよ

          0.そもそもの始まり 吾輩は卒後10年ちょっとの病理医である。病理専門医を取得後、初めての更新を終えた2022年の年末のことであった。  解剖当番もなく、帰省に伴いぐうたら生活を満喫していたある日、父から 「私は先日行われた第3回の分子病理専門医試験を受けた。君も来年受けなさい」  と言われた。父は先日定年退職し、今は非常勤で働いている歴戦の病理医である。その年になってまだ新しい資格を取ろうと思うその熱意はどこから来るのだろうか? 少なくともその熱意を産生する遺伝子は私には

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