南ドイツの北側の街に住んでみて、気が付いたことあれこれ
2024年4月から三ヶ月間、南ドイツの北の方にあるヴュルツブルクという街で悪性リンパ腫の診断を勉強することになりました。
ドイツにきて二週間ほどで気がついた問題点と概ねの解決法を、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので書いています。
①椅子の高さが合わない問題
男性はもちろん、女性もみんな背が高い国なので、机も椅子も高め。156.7センチの私は小人になった気分です。机の上の顕微鏡に椅子の高さを合わせると床に踵が付かず、床に合わせると顕微鏡が見えない……! 長い時間足をぶらぶらさせてると、足と腰に来るのですね、知りませんでした。。今は丁度真ん中くらいで折衷案と丁度良い足台を探しています。
②鳥もも肉、骨付きしか売ってない問題
スーパーのお肉コーナーで一枚肉として売ってるのがみんな胸肉なので、もも肉ないの謎だなと思っていたら、骨付きしか売ってない事実が発覚しました。ネットの動画を見ながら骨抜きチャレンジをしています。慣れるまで手を切らない様に祈っていてください。
③カフェテリアの食事多すぎ問題
初日に職場の人たちと言った学食のワンプレート、あまりの多さになんとか完食したものの、その日は夜までお腹が空きませんでした(笑)
翌日から諦めて毎日弁当を作って持ってきています。弁当といっても、タッパーにカット野菜を敷き詰めて、上に調理済みの肉を置いたりする程度なので彩り?なにそれ美味しいの?レベルですが、栄養的バランスはそんなに悪く無いはずです。
④脱水問題
部屋に洗濯機が無く、地下の洗濯室が有料なので、毎日部屋で手洗いしています。日本の100均で500円で買った、折りたたみのバケツが大活躍! ただ、問題は脱水なんですよね……研修旅行中はホテルだったのでバスタオルでタオルドライをしていましたが、持参したバスタオルにも限りがあるし、バスタオル自体を洗った時は乾くのに時間かかりそう……と言う事で、インタネット先生に聞いてみたところ、大きめのサラダスピナーを使って遠心力で脱水するという賢い方法を教えてもらいました。早速2000円くらいのやつを買ってきて、一昨日から使っています。手で絞るより楽だし、干してからボトボト水が落ちない程度に脱水できます。先人たちは賢いなぁ
⑤水道の水飲みにくい問題
これは売ってるミネラルウォーターを買えばお金で解決出来るんですけど、店から家まで運ぶのが徒歩10分なのでちょっと辛い。と言うわけで、職場の日本人の先生にお勧めされたブリタの浄水器を導入しました!数種類あったのですが、私が選んだのは水筒として使えるものです。600ml入るし、水道水が美味しく飲めるので、これは日本に帰ってからも使う予定。
⑥食用酢はピクルスのつけ汁で代用できる
私の選び方が下手だった可能性はあるんですが、食用酢って書いてたので買ったやつが、もう本当に、そのまま舐めたら涙が出るくらい酸っぱい!(よくよく裏面を読んでみたら、食用にするときは水で4倍に薄めてねと書いてありました。そのまま舐めた私がおバカ) 最近はピクルスの瓶の漬け汁を食用酢として使っています。スパイスが入ってるので醤油と混ぜてポン酢っぽくするのもなかなか美味しいです。お酢わざわざ買わんくてよかったかもしれん。。買ったお酢は水周りの水垢落としに活躍してくれています。
⑦部屋の壁に凹凸がない問題
これは事前にドイツ語の先生からも言われていたのですが、持ってきたS字フックがお蔵入りになるくらい、本当に凹凸がなくて引っ掛けるところがないです。壁にマスキングテープで磁石を引っ付けて、それに磁石でつくフックをくっつけたりしているのですが、こちらで売ってるマスキングテープは粘着力が弱いので、夜中に結構な音を立てて落ちたりします。マスキングテープはちゃんとしたのを日本から持ってくればよかったです。
シャワールームにもタオルハンガーすら無いので(そして壁の仕上げが微妙に凹凸していて吸盤もつかない)日本だったら突っ張り棒でいくらでも収納作るのに……!とほぞを噛みました。今は1ユーロショップで買ったシャワールーム用の小物ハンガーを使っています。
今までに(概ね)解決した問題はこのくらいかな? 旅行では気づきにくい、住んでみないとな問題が色々あって面白いですね。
次回は日本から持ってきて良かったもの、こちらで勝手良かったものなどを書いていきたいと思います。
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