アブラゼミ鳴く神社とミンミンゼミ鳴く神社と

熱田さんこと熱田神宮。

コロナ禍ですので席は新幹線指定などで、感染対策を取りつつ。
名古屋に出張鑑定へ行って参りました。名古屋で仕事をしていた頃お世話になっていた方が熱田神宮の前でサロンを開いているので、そちらをお借りして3日間鑑定をさせていただきました。
感染対策としては、鑑定前後の手の消毒、マスク着用、換気、密を避けるの基本原則です。事前に無料PCR検査を受け、陰性を確認してからの出発となりました。
4年半ぶりの名古屋での鑑定となりましたが、私が対面鑑定で使用する占術は紫微斗数とタロットがメインです。今回はこれに六壬とルノルマンカードなどが加わりました。(あとは鑑定内容に合わせて占いを変えていきます)

久々にお会いしたお客様ですが、大きく人生が変わった方もいればそうでない方もいましたが、ほとんどが「最後に鑑定した事に言われた事がそのままになった」という事でした。これは紫微斗数の鑑定がメインですから、数年先の事まで鑑定できる事、ある程度の未来予測が立てられるという事にあります。私はおかげさまでお客様からあまり「外れた」と言われる事がないのですが、今回は紫微斗数でそれを証明できたという事になります。
トランク一つあれば世界中、どこにいても仕事ができる事がこの仕事のだいご味の一つです。今回はもしコロナ禍でなければもっと滞在日数を伸ばして鑑定をしていましたし、ここは残念でした。

1日は熱田さんへ。ここでは朔日には朔日市が行われます。この日にしか買えない朔日餅という名物を買ったり、地場の美味しい野菜などを購入したり。大きな神社で市が立つような場所があればぜひ訪ねていただきたいものだと思います。

九星気学にある吉方位の使い方にもありますが、ただ吉方位を訪ねればいいというものではなく、実はその土地の水を飲み、土地の神様に感謝して地場のものを食べる、という事があります。内部に土地のエネルギーをいただく、という事ですね。単なる物見遊山じゃないかと言われますがそれでいいのです(笑)。

さて、3日の鑑定の後東京に帰る直前に行った神社は三重県・鈴鹿市にある椿大社。猿田彦神社の総社に当たり、導きの神様として知られています。私は鈴鹿に住んでいる頃、この神社を紹介され以来、気に入って何度もお参りさせていただいています。

導きの神様の猿田彦、その伴侶で芸事の神様で占い師もよくお参りに来るアメノウズメを祀る神社の二つからなる神社です。
毎回行くとミンミンゼミが出迎えてくれます。
熱田さんはアブラゼミです。暑い中でアブラゼミの鳴き声はけっこう…暑さに堪えますがこちらは何となく鳴き声も涼し気に聞こえます。

こちらはアメノウズメ神社の横にあるかなえ滝。小さな滝ですが、流れている水は日本有数の高さを誇る鈴鹿山脈の雪解け水です。椿大社の奥は修験道を極めた者しか入れない奥の院があるのですが、登山の初心者では入れない程の急坂が続くそうです。
清らかな水の流れるこの滝、特に恋や恋愛にご利益があるそうです。
ホーム画面などに設定するといい事があると評判なのです。

出張鑑定という名で全国を旅する事が出来て、鞄一つで仕事ができる占い師。時間と場所に縛られない生き方をするという意味では、今の世に合った生き方なのかもしれません。

ただし、美味しいものを食べすぎると肥えて帰ります(笑)。

余談ですが、紫微斗数で命宮に禄存、私の感覚では特にこれに紅鸞星が加会する方は、中年期以降富も得るが、その身体にも富と言う名の肉が増える…方が多いです。名古屋のお客様は比較的裕福な方が多いのですが、4年前よりボリューミーになった方はほぼ皆様命宮禄存加会でした。
(ご本人も運動嫌いで太ったわー!でも会社は順調、と申されていました)
私は禄存は遷移宮にあります。旅行に行くと太る…という事かもしれません。

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