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「MMTの見直し 02」毎日ショートエッセー:古い羅針盤138章

先日、財務大臣他のお歴々が揃って、コロナ禍で緩んだ財政を引き締めよう会みたいな会議を催し、ニュースになっていた。其処でも、日本の財政は危機的状態、何とその借金は1300兆円とマスコミが取り上げていた。前ブログの高橋さんに拠れば、通常の企業で借入金の額の大きさだけで倒産だ、何だと騒ぐことはない。あくまでも財務省が新たな課税を登場させ、新たな社会法人を作り、彼らの退職後の受け皿を作りたいだけらしい。確かに、その通りだろう。前ブログで取り上げた様に、借金は設備投資と同様に、貨幣の循環を産む起爆剤である故に、それが過大になったからと言って、経済状況も考えずに、緊縮財政に入った過去の失敗を再び起こしてはならないのだ。「「現金給付」の経済学 反緊縮で日本はよみがえる (NHK出版新書)」:井上智洋氏を引き続き読んでいる。

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