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「台湾有事というリアルさ」毎日ショートエッセー:古い羅針盤140章

今年は大きな選挙が軒並み実施される予定だ。米国大統領選や日本でも自民党総裁選が控えている。そう言えば、今月は都知事選も有った。未だに多数決という擬民主主義方式が正論化されているが、古くはローマ時代には、その選挙民を持つ市民は限られた特権保持者だった。逆に言えば、見識の欠ける、あるいはポピュリズムに染まった候補者は選外に陥るというフィルターが自ずと掛かったものである。脱線した。こうした政治リスクは政治の不安定さを招き、経済動向にも大きく影響する。不思議な事に、政治には右左があり、右に行けば保守的となり、左に傾けば、民主的になるのが一般的だ。但し、共産国家にはこれが無い。右派一辺倒であり、我が国ファーストの独裁国家主義を謳っている。「ウクライナの戦訓 台湾有事なら全滅するしかない中国人民解放軍」:兵頭二十八氏を読んでいる。

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