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月と姫の転生物語 第2話

1.新章

* * * * *

 姫と文を交わすようになり、三ヶ月が経った。
 週に一度だったやりとりは頻度を増し、七日が五日、五日に一度が三日に一度の割合で手紙を書くことになった。
 素直に淡々と渡せばいいものを、姫はもったい付けて恥ずかしそうに文を持ってくる。
 その仕草がとてつもなく可愛くて、俺はますます姫に惹かれていった。

 正面玄関から各教室へと向かうための渡り廊下。
 背後に誰かの気配は感じていたが、やはり予想した通りの相手だった。

「文を……」

 ややうつむき加減で、薄紅色の頬を隠しながら彼女は言う。

「帝様に、歌を届けに参りました」

 ぴんっと背筋を伸ばし、両手で一通の封筒を俺に差し出すは、姫こと夜武羽姫。
 一目惚れで恋をした、俺の想い人だ。

「これはまた、愛らしい装飾ですね」

 封筒に貼られている桃色コスモスの押し花を見て言うと、姫が顔を上げて微笑んだ。

「裏山に向かう途中の草原に咲いていたものです。帝様にお似合いと思って」
「コスモスが似合うのは君のほうだと思うが」

 俺が口を挟むと、姫は「え?」と首を傾げた。コスモスの花は好きだが、その花言葉までは知らないらしい。
 桃色コスモスの花言葉【少女の純真】

「ありがとうございます」

 花言葉には触れず文を受け取ると、姫は嬉しそうに顔を綻ばせた。

「では、失礼致します」

 姫が小さく頭を下げ俺に背を向ける。膝より少し上のプリーツスカートを揺らし、ぱたぱたと廊下を走る後ろ姿がまた可憐。
 しばらくして姫が立ち止まった廊下の先、曲がり角には二人の女子生徒がいた。姫を囲いきゃっきゃっ騒いでいたかと思うと、うち一人が俺の視線に気づいて奥に引っ込んだ。 
 この世のものとは思えない美麗な容姿と、それ故に男子から特別扱いを受けていたせいで親しく話をする友がいなかった姫だが、ようやく他人と打ち解けることができたらしい。

「友人ができたのか、おめでとう」

 コスモスの花が貼られた封筒を眺める。彼女に対する愛おしさが、日に日に増していた。
 そのときふと、背後に強い視線を感じた。

「…………繭」

 姫が去ったと反対側の廊下の角、こちらに視線を送っていたのは香坂繭だった。俺や姫の一つ下の学年、貴族の娘。
 姫が転校してくるまで、最も近く俺の傍にいた女性だ。
 繭はじっとこちらを見つめ、やがてぷいっと視線を反らし走り去ってしまった。その背中に哀愁が漂っている気がして、なんとも言えない不安を覚えた。
 最近は姫のことに精一杯で、繭のことを気にかけていなかった。
 一度は深い仲になった縁だ。離別するにしても、きちんと話をしないといけないのだろう。 

「付き合っていたわけではないのだがな」

 しかし繭とは、きちんと話をしなければならないと思っていた。

 善は急げと言う、しかしこれは善だろうか。などと無駄なことを考えながら、翌日、俺は繭を待ち伏せるために女子弓道部の部室の前に居た。
 帰宅する部員が俺の存在に気がつき「繭ちゃんですか、呼んで来ましょうか?」などと声をかけてくれたが、片手を上げてそれを制した。

「繭には告げていないんだ。俺がここにいること、秘密にしておいてもらえるだろうか?」

 そう言うと彼女たちはうっとりと笑みを浮かべ、足速に去って言った。なにを勘違いしているのかは一目瞭然である。離別話ゆえ、とは夢にも思っていないだろう、
 五人見送ったところでようやく、目的の人物が現れた。

「よかった、ここまで待って会えなければ晒され損だった」

 俺の待ち伏せに気がついた繭は目を見開き、すぐに顔を背けた。

「会いたいが為に来た、ってわけじゃないですよね」

 ふてくされた繭の表情、俺は小さく頷いた。

「人の来ない場所でしたほうがいい話なのだが」
「嫌です」
「……それは、人の来ない場所に行くというのが? それとも」
「先輩とのお話が嫌です。私は今現在、貴方とお話するつもりはありません」
「君はそうかもしれないが、俺は君に話がある」
「私の意見は無視ですか。自分勝手な人ですね」

 不貞腐れた顔をする繭が、歩みを進める。
 みっともないとは思ったが、俺はいそいそと彼女の後を追った。
 五歩進んだところで、繭が立ち止まる。

「あの人、何ですか?」
「あの人とは、姫のことか? なにと言われても……転校生とでもいうべきか」
「そうじゃなくて……じゃなくて、そうじゃなくて! 顔ですか?」
「……は?」
「確かに美しい人です、それは認めるし数多の男性が集うのも理解できる。でも、私だって美しいでしょ?」
「ああ、君の容貌は優れているが」
「違う! そうじゃなくて……先輩は顔で選ぶような人じゃないのに……私とあの人の違いって何ですか?」
「違い?」
「どうして私はダメで、あの人は……」
「待て、俺は君がダメなど言った覚えはない。君は華麗で気位も高く……」
「そんなものなんの役に立つんですか!」

 繭の大声に、思わず肩が跳ねた。
 荒い息を整えながら、繭が話を続ける。

「先輩は誰のことも愛さない。誰のものにもならないから、私は今の地位で満足していたんです。でもあの女が現れて……先輩に特別なんて、無くていいのに!」

 狂乱的に喚き散らし、繭は一人で走り去ってしまった。
 彼女の居た場所に僅かな熱気が残り、残り香が鼻をついた。

「……意味を、理解しかねる」

 しばらくして正気を取り戻した俺は、盛大にため息を吐いた。
 本来、貴族社会での男女の縺(もつ)れに話し合いは不要だ。互いにそういうものだと理解し合っているから。
 なぜここまで拗れているのか。
 これまでの経験からでは出し難い答案に頭を抱え、再びため息を吐いて空を見上げた。

2.明年の桜吹雪

 繭と別れた俺は、一人で帰路についた。
 校門を抜けたところで、背後にいた絋介に肩を叩かれ振り返る。

「一緒に帰ろう」

 頷き、共に歩みを進めた。
 今日の授業がどうだったか、テストが、などのたわいない会話を一方的に語る絋介だが、時折窺うような視線で俺を見つめる。
 堪らなくなり、一度足を止めた。

「さっきから何だ?」
「えっ?」
「言いたいこと、もしくは聞きたいことがあるのだろう?」
「あ、えっと……うん、帝はすごいな」
「君が分かり易いだけだ。して、なんだ?」
「実はさっき、見ちゃって」
「見た?」
「のぞき見してたわけじゃないんだけど、女子弓道部の前で、帝が、一年の子ともめてるとこ……のぞき見したわけじゃないけど!」

 語気を強めて念を押し、絋介は俺を見た。
 思い当たる節を浮かべ、俺は「あぁ」と目をつむる。

「のぞきではないだろう、人目のつく場所で会話していたのは俺だ。すまない」
「あ、いや、謝って欲しいんじゃなくて……帝、あの子と、別れるんだよな?」
「そもそも付き合っていない」
「え? あ、そっか……じゃあどうして、別れ話してたんだ?」

 その問いに、俺はしばし考え込んだ。
 別れ話? そんなつもりはなかったが、絋介たち一般人から見ればあれはその類に入るのだろう。
 そしてなぜ、繭との離縁を選んだか。

「帝さ、姫のこと好きだよな?」

 言葉を返すことができなかった。
 かろうじて、「え?」とこれまで発したことのない情けない声を漏らす。

「だから他の女子との関係を絶ってるんだろ? 姫一人に愛を捧げるために」
「なにを……なにを言っている?」

 頬が熱くなるのを感じ、慌てて口元を手で抑えた。
 自分の発した言葉の恥ずかしさに気付いた絋介が、顔を赤らめて「え、あ? 違う」と両手を振る。

「俺は嬉しいんだ。帝にはずっと本当の恋を、ただ一人の女性を愛することを知って欲しかったから」
「だから君は、なぜそのような恥ずかしいことを」
「そう言われても、俺は語彙が少ないし。とにかく俺は、帝も羽姫も好きだから、だから嬉しいんだ」

 鼻息を荒くし、絋介は仁王立ちをして見せる。威風堂々をちらつかせる態度に失笑すると、絋介は「なんだよ」と口を尖らせた。
 なんとか笑みを抑え、絋介に向き直る。

「すまない、君の言う通りだと思って。俺は確かに、姫に恋い焦がれている」

 その途端、絋介は花が咲いたように笑った。

「ほらな! 帝は羽姫が好きなんだよ!」

 わけのわからない同調を求め、絋介が俺の肩を叩く。

「でもそうなると、俺は帝の義兄になるのかぁ」
「いくらなんでも気が早いだろう」

 冗談を交わしながら、再び帰路を歩いた。
 ゆっくりでいい、焦らずとも。確実に、着実に、距離を詰めていく。悩む必要はない、恋慕を捧げる相手は姫しかいないのだから。
 ゆっくりと伝えていけばいいのだ。
 明日もまたこの日常が続くと信じて歩き、鞄にそっと手を入れた。
 手のひらに触れたのは明日の朝に姫へ届ける文と、桜の花弁を押し込んだ栞。春の時期に作成し、放置していたものだ。
 姫のために作ったわけではないが、どうしても、桜の花を彼女に見せたかった。
 そしていずれ伝えよう。

『共に桜吹雪を見よう』と。

 翌朝、渡り廊下で姫と鉢合わせした。
 あわよくばと願って早めに登校したのだが、それが功を成したらしい。

「おはようございます、帝様」

 ぺこりと頭を下げる姫が可愛らしく、俺は緩む口元を隠すように顎に手を添えた。

「おはよう」
「今日は早いのですね」
「君こそ、いつもはもっとゆっくりと……いつもは絋介と共に登校しているな? 今朝はどうした?」
「あ、えぇと、今日は早く登校したほうが良いのでは、とお兄様が」
「…………あぁ」

 思わず、感嘆の声を漏らしてしまった。
 同時に、あのお節介目と小憎たらしくも思う。

「でも、早く来てよかったです。帝様にお会いできたので」

 そんな言葉を率直に、屈託のない笑顔で口にする。
 愛らしい言葉、表情に、俺は慌てて彼女から顔を背けた。

「帝様?」

 不審に思った姫が心配そうに俺を窺うが、その行為すらも可憐なので、今は勘弁して欲しい。
 そんなことを口にするわけもなく、「すみません」とだけ返して姫に向き直る。

「俺も、早く来て正解でした。君に会えた」
「え? ……はい」

 自分が言葉を受け取る側になって初めて俺の気持ちに気づいたようで、姫は頬を赤らめて恥ずかしそうに下を向いた。

「文を」

 一歩彼女に近寄り、鞄に仕舞っていた文と押し花の栞を取り出す。

「姫に歌を、届けに参りました」
「この花は?」
「桜の花びらです」
「さくら? ですか?」

 不思議そうな顔をする姫に、俺は僅かに首を傾げる。

「ご存知ありませんか?」
「え、あ、すみません。あまり外に出たことがないもので、草木には疎くて」

 申し訳なさそうに語る姫だが、そのようなことで罪悪を感じるものではない。
 俺は膝を屈め、姫の目線に自分のそれを合わせた。

「春に花開く木です。桜色はご存知ですか?」
「あ、はい。桃に似た色のことですよね?」
「一つ一つは小さな花冠ですが、一つの枝に無数の花をつけます。開花の時期には辺り一面を桜色に染め、風が吹けば花の吹雪を見ることができる」
「花の吹雪ですか?」

 姫は瞳を輝かせながら、ぎゅっと桜の栞を握りしめる。

「それはさぞ、美しいのでしょうね」
「ええ、とても」

 姫の顔が明るくなった。想像するだけで楽しいのだろう。
 いま彼女の頭の中に浮かんだ景色を、いやそれ以上の光景を、彼女に見せてあげたい。

「明年の春、見に行きましょう」

 今言うつもりはなかったのに、言葉が勝手に出てきてしまった。
「え?」と首を傾げる姫に、俺はもう一度微笑む。
 恋とは勢いだ、言ってしまえ、いま。

「桜を見に行きましょう、明年の春は共に、二人で」

 言い終える前に姫はキラキラと目を輝かせ、顔を綻ばせた。

「はいっ……ぜひ、共に。帝様と、二人で」

 しかし言葉の途中で、『二人で』とはどういう意味合いか理解したようで、気恥ずかしそうに下を向く。

「約束致します。私は明年の春、帝様と二人で桜を眺めます」

 かろうじて発した言葉、小さな声を俺が聞き逃すわけもなく。

「俺も約束します。それを必ず、実現させると」

 同じ笑顔を返した。
 嬉しそうに文を握り締める小さな手、満面の笑みがとても愛らしくて。

「また文を書きます。帝様に、歌を届けます」

 あぁ、本当に、好きだと思った。

3.御三家

 その日、一限が始まる前に教師に呼ばれ姿を消した姫は、それ以降戻って来なかった。
 あまりにも突然、義兄である絋介にさえ詳細を告げず。
 
 耐えかねた絋介が昼休憩、所以を尋ねに行くと、担任教師は申し訳なさそうに謝罪したという。

「今はなにも言えない」
「羽姫はどこにいるんですか? 学校には居ないし、家にも帰っていないって」
「……すまない讃岐、堪忍してくれ」

 それ以上の会話は困難で、涙を堪えているような絋介が教室に戻ってきた。

「俺が行こう」

 絋介の表情から全てを察し、椅子から立ち上がる。

「帝が行っても……」
「君よりは口を開いてくれるだろう」

 小首を傾げる絋介だが、一人では成す術もなく、静かに俺の後を追う。
 教員室の扉を開けると視線が俺たち二人に集まり、担任教師に至っては、ばつが悪そうにそっぽを向いた。

「夜武羽姫のことでお尋ねしたいのですが」

 担任教師に問うと、彼はきつく目を閉じた。
 どう対応すべきか考えているのだろう。

「彼女は今どこに?」
「それは……言えない」
「では、彼女が突然に姿を消した理由は?」
「それも……」
「言えない、ですか?」

 教師は小さく頷き、椅子に腰かけたまま俺を見上げた。
 訴えかけるような眼差しを無視し、話を続ける。

「申し訳ありませんが、御三家の権限を使わせてもらいます」

 俺の言葉に、部屋全体の雰囲気が変わった。
 ピリ、と張り詰めたような、緊迫した空気。

「姫が姿を消した理由と、今何処に居るかを教えて頂きたい」
「それは……」

 担任教師は顔を歪ませ、きつく唇を結ぶ。

「この学校の在校生である間は、帝様を特別扱いせぬようにと、入学当初に言われました故、応えかねます」
「……そうでしたね、失礼しました」

 雰囲気に流されるかと思ったが、思ったより口が固い。
 さて、どう追求するか。
 状況を理解していない絋介を尻目に、俺はなお話を続けた。

「では一生徒として、黙秘する理由を教えて頂きたいのですが」
「黙秘する理由?」
「通達は本来、真っ先に家族にすべきでしょう。それを義兄である絋介にさえ詳細を告げず、無断で彼女を連れ去ったのはなぜ……いや、なぜ、そのようなことが出来るのですか?」
「それは……一体、なにを言っているのか」
「妙な言い方はやめましょう。率直に聞きます、御三家の力が働いていますよね?」

 教師の目が見開かれる。
 目線がぶつかるとやはり、教師は顔を背けた。

「なぜ、そのような……」
「此処まで徹底した隠蔽は、並みの貴族では不可能。月詠である俺の言も通じない、となれば他の御三家かと」
「いや、それは」
「藤宮がこのような無礼を働くとは思えない、となれば、東城ですか?」

 教師は目を泳がせ、助けを求めるように辺りを見渡す。しかし誰も彼もが目をそらし、関わらぬようにとそっぽを向いた。
 再び、担任教師が俺に視線を戻す。

「……言えません」

 俺の目を見つめ、担任教師が言う。
 これ以上は言えぬ、止めてくれと懇願するように。

「そうですか。難詰(なんきつ)しすぎました、申し訳ありません」

 丁寧に頭を下げると、教師は安堵のため息を漏らした。顔を背けたまま、踵を返して教員室を後にする。
「え?」と惚けた顔の絋介が俺の後を追ってくる。

「どういうこと?」

 廊下に出たところで、絋介が尋ねた。
 俺は振り向かず、歩みを進める。

「どう、とは?」
「御三家とか、特別扱いとか……そういえば、権限とか言ってたけど」

 思い出したように言葉を紡ぐ絋介に、俺は立ち止まって振り返った。

「君は、俺をなんだと思っている?」
「え? なにって、帝だろ?」
「そうだが……絋介、俺の姓は月詠というのだが」
「知ってるよ、月詠帝だろ? え、なに?」

 本当に理解していないのであろう、絋介は困惑の表情で俺を見返す。
 なるほど、全て理解した。
 初対面の時から、絋介は気さくに話しかけてくれた。周囲が気を使い、妙な距離感を保とうとする俺に対して。

「絋介、御三家という言葉を知っているか?」
「ごさんけ? あぁ、貴族の中でもトップに位置する家柄だろ?」
「国の主人であるお上様を支え、政治的効力も担う。この国の者ならば誰もが恐れおののく存在……なのだが、詳しくは知らぬようだな、君は」
「俺は一般入学だし、元は平民の生まれだしな」

 自嘲する絋介に、返す言葉が見つからなかった。初等教育から国営の特別施設で教育を受けた為、平民と触れ合うのは絋介が初めてだ。
 まさかこれ程、彼の政治に関する興味が薄いとは。

「御三家の家紋は名前に由来する。藤花の藤宮(ふじみや)、交差する剣の東城(とうじょう)、そして三日月の月詠(つきよみ)」
「へぇ……三日月の、つきよみ?」
「俺の家の門には、三日月の家紋を模した提灯が垂れている」
「……え、帝って御三家の人なの? ……ええぇっ!」

 廊下に響き渡る絋介の叫び声。
 俺は耳を手で押さえ、ため息と共に顔をしかめた。

「じゃあつまり、さっきの先生との会話は……」
「月詠の権力を使おうと思ったが、かわされてしまったな」
「すげ、先生に対してそんなことが」
「普段なら口を開いてくれるんだがな。ただの高校生とはいえ、やはり御三家の人間は恐ろしいらしい」
「御三家ってすごいんだな」
「それが常識だと思っていたのだが……世は依然、俺の知らないことだらけだな」

 嘆息を漏らし、すぐに本来の目的へと頭を切り替える。
 姫の所存に対して御三家の力が働いた。
 それはつまり。

「おそらくだが、姫は東城家に軟禁されている」

第3話

#創作大賞2023 #

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