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タンザニア在住アラサー女子の夏休み③〜ザンジバル編〜

この記事は、こちらの記事の続編になります。

タンザニアを旅行する方の参考になったら嬉しいです。

5日目 ザンジバル(2024/9/2)

この日は朝から雨。夕方にヌングウィでサンセットクルーズをする予定なので、天気が回復するかちょっと心配。

前日に予約したスパイスツアーに参加するため、オールドフォートに向かいます。

よく考えたら、昨日ノートに名前を書いてお金を払っただけで、レシートとか連絡先とか何も受け取ってなかった私。

「騙されてないよね??」と心配になりましたが、ドライバーさんが5分遅れくらいでちゃんと来てくれました。(それでも遅れてるけど😂)

雨の中、オールドフォートを出発。スパイス農園には40分くらいで着くとのことでしたが、なんと道中でタイヤがパンク!タイヤ交換で40分くらい足止めを食いました。

思った以上に時間がかかりましたが、その間に雨も止み、なんとかスパイス農園に到着!

ザンジバルにはいくつかスパイス農園があるみたいなのですが、今回やってきたのは「Big Body Spice Farm」というところ。

ムバさんというガイドさんが案内してくれたのですが、なぜか私がスワヒリ語が話せることがバレており(ドライバーさんがバラした??😂)、なぜか初手からずっとスワヒリ語でした。でも英語も話せる模様。

全然知らなかったのですが、ザンジバルは「スパイスアイランド」と呼ばれるくらいスパイスの生産が盛ん。この農園では、ザンジバルで育てられているすべてのスパイスを見られるとのことでした。

レモングラス、ターメリック、ブラックペッパー、バニラなどなど、本当に多種多様のスパイスが栽培されており、「このスパイスは根っこの部分を使うよ!」「このスパイスは世界で一番高価なんだ」と、スパイス豆知識をたくさん教えてくれました。(スパイスのスワヒリ語名も教えてくれましたが、全然覚えられなかった😂)

何だったか思い出せないスパイス
何だったか思い出せないスパイス その2

ヤシの木登りのプロフェッショナル(?)の方がヤシの木を登るパフォーマンスを披露してくれたり、カットフルーツを食べさせてくれたりと、めちゃくちゃ充実したスパイスツアーでした。

最初はそこまで興味なかったけど、行ってみて本当に良かったし、また行きたいくらい気に入りました!!

学生の頃はこういう社会見学的なことをかったるいと思うタチでしたが、多少は精神的に成熟(?)したからか、最近はビーチとかよりこういう所の方が楽しかったりする…。

大満足でスパイスツアーを終え、お次に向かうのはヌングウィです。

ヌングウィはザンジバル島の北端で、インド洋に沈む夕陽が見られるスポットとして有名。今回もサンセットクルーズをする予定です。

しかし、空は依然として曇っており、夕陽を見るにしては微妙な天候。夕方は晴れるという天気予報を信じ、車でも1時間くらいかかるヌングウィに向かいます。

本当はスパイスツアーの後ストーンタウンに戻り、ダラダラ(乗合バス)でヌングウィまで行く予定だったのですが、タイヤのパンク修理で時間をロスしすぎていたため、スパイス農園まで連れてきてくれたドライバーさんを続投することに。

道中、ザンジバルと大陸部のスワヒリ語の違いについて質問したのですが、ドライバーさん曰く、「大陸部の方がアクセントがきつい」「ザンジバルはRの発音で舌を巻くけど、大陸ではLっぽい発音」とのこと。勉強になる!

ランチは私が「ビリヤニを食べたい」と言ったら、ビーチ沿いのホテルではローカルなご飯は売ってないから、とわざわざローカルレストランに立ち寄ってくれました。

ビリヤニはあまりアルーシャでは見かけないので、ザンジバルに行ったら絶対食べたいと思っていた料理の一つでした。

お皿いっぱいのビリヤニ、美味しかった!

そんなこんなでたどり着いたヌングウィ。天気はよくありませんが、それでも海がめちゃくちゃ綺麗!

サンセットの時間まで、ひたすら海辺で時間を潰します。

水着を持っていないので泳げない私は(そもそも泳ぐのそんなに得意じゃない)、海を眺めながらパラソルの下で読書。なんて贅沢な時間の使い方!

16時頃にクルーズ船に乗船開始。桟橋とか何もなく、太ももまで浸かって船まで歩いていくスタイルでした。(水着か短パンで行くのがおすすめです😂)

船には音楽隊(?)の人たちも乗っていて、太鼓と歌で盛り上げてくれました。

「ジャンボ〜、ジャンボ、ブワナ〜♪」というタンザニアではお馴染みの曲

気分はアゲアゲ、だけどめちゃくちゃ曇ってる!!サンセットを見るのは半ば諦めつつ、それでもクルーズは楽しいよなぁ、なんて思いながら綺麗な海を満喫します。

天気悪いのにこの色は凄すぎ

クルーズ船には飲み物やカシューナッツも積まれていて、欲しければ買うこともできました。(隣にいたヨーロッパ系のお姉さんが、ビール片手にタバコをふかしていて、めちゃくちゃかっこよかった😂)ちなみに、カットフルーツとお水はサービスでついてきます。

クルーズ船はダウ船(インド洋交易で使用された三角帆の帆船)なので、風向きに合わせて乗組員のお兄ちゃんたちが帆の張り具合や向きを調整していて、それを見物するのも楽しかったです。

帆船って、なんとも言えないロマンがありますよね
お兄ちゃんピースしてくれた✌️

クルーズもそろそろ折り返しかな、というタイミングで、急に慌ただしくなる船内。なんと、イルカが出現したというのです!

どうにかイルカを写真に収めようと、イルカの移動に合わせて、私たちも船の上を右往左往。いつでも見られるものではないらしいのですが、今回はしばらく私たちの船と並走(?)してくれたので、すごくラッキーでした!

激写したイルカ。まさか見られると思ってなかった!

しかも、イルカに気を取られている間に雲が少し晴れ、夕日もしっかり見ることができました!

朝から天気が微妙だったので、わざわざ時間とお金をかけてヌングウィまで行くのはどうかな、と正直迷うところもあったのですが、結果的に来てよかった!

綺麗な海、帆を張って進むダウ船、イルカ、インド洋に沈む夕陽と、ザンジバルで見たかったものがたくさん見れて大満足でした。

ダウ船はロマンの塊

その後はストーンタウンのゲストハウスに直行。お昼のビリヤニのボリュームが凄すぎたのと、タクシーの出費(140,000Tsh)が手痛すぎたので、この日のディナーはなしです😇

旅行中のディナーをスキップなんて、同行者がいたらありえない気もしますが、テキトーでも許されるのがひとり旅の良さってことで😇😇

明日はザンジバル1の映えスポット「The Rock」でランチをする予定!ザンジバル最後の1日を満喫します。

続きます。










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