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【旅の短歌】瑞芳駅近くの甘味屋さん(台湾)

豆花の口どけのような恋がある瑞芳駅は雨の夕暮れ

台北からの日帰りショートトリップで平渓線をうろうろした帰り道。乗り継ぎに1時間ほどあったので瑞芳駅の外に出ました。

九份行きのバス乗り場と逆側に出たせいか、人は少なく静かな街。

小雨が降って肌寒かったので、目についたおやつ屋さんであたたかい豆花を食べました。

近くのテーブルには同じように台北に帰るところなのか、若いカップルがいました。

ぜんざいと豆花を仲良く食べているふたりがかわいくて、静かでのんびりとした空気も心地よくて、そして豆花はつるんと甘くて、幸せな午後でした。

何か特別なことをしたわけではないけれど、そういう何気ない時間こそが旅の楽しみなのかもしれません。

瑞芳の猫もかわいかったな。

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