【旅の短歌】門司港と関門海峡(福岡)
ちょうど1年前、2021年のゴールデンウィークの期間中。ふと思い立って熊本から門司港へ出かけました。
ステイホームなんて言われていた2020年に比べればいくらか空気はゆるんでいたとは言え、九州を出るだけでもある種の思い切りが必要だったように思います。
対岸はすぐそこに見えているのに、同時にずいぶん遠い存在でもある。不思議な感覚でした。
そんな時に関門海峡を眺めていたら、エバーグリーングループの貨物船がゆっくりと横切って行きました。(写真は撮り損ねました。先ほどの写真に写っているのは、むしろ錦江グループの船ですね。)
台湾から来たのかな、自分が次に台湾へ行けるのは一体いつになるのかしら。
過ぎ去っていく貨物船の後ろ姿を眺めながら、そんなことを思いました。
あれから1年。まだ台湾には行けていないけれど、その時は少し近づいて来たようにも感じます。
世界がこんなにも分断されることがあるなんて、やっぱり思いもよらなかったな。
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