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広報8年目にして新しいコミュニケーションに挑戦した話 #PRLTアドベントカレンダー

オトバンク広報の佐伯です。私は新卒でオトバンクに入り、今年8年目となります。そんな長年のプロパー広報である私が、はじめて挑戦したコミュニケーション事例についてまとめてみます。

※オトバンクとは:オーディオブックの制作・配信を手がける音声ベンチャー企業です。現在会員数250万人のaudiobook.jpを運営しています。

本記事は #PRLTアドベントカレンダー2023 9日目にエントリーしています。

自治体との包括連携協定を締結

今年初めて、自治体との包括連携協定を締結しました。締結先は、大阪府の柏原市。国内最高齢の方が在住されており、健康づくりにも注力されている自治体です。オトバンクが提供しているオーディオブックのサービスは、聴く読書。「聴く読書で心と体を健康に」をテーマとして、初めての包括連携協定の締結が実現しました。

柏原市の担当の方と連携して、協定内容の調整や、包括連携協定の締結式の企画・運営などを行いました。

ほか市民の方に喜んでいただく&理解いただくのを目指して、締結式の後にオーディオブックの体験会も開催。TARAKOさんによる生朗読や、森尾由美さん・冨宅市長・オトバンク会長によるオーディオブック鼎談などを実施。会の後には、オーディオブック体験ブースも設置しましたが、大変多くの方が興味を持って体験されていました。

オーディオブックのムック本を制作

はじめてオーディオブックをテーマにしたムック本を制作・刊行しました。

きっかけはこれまでユーザーインタビューをしてきたなかで、「親にもオーディオブックを勧めたい。でも登録の仕方や使い方の説明が難しい」という声をよくいただいたことでした。そこで、自分で試したい方はもちろん、プレゼントもできるオーディオブックの使い方が網羅されたムック本を作りました。今年の秋から発売を開始し、一部の書店で展開されています。

社内からも
「親戚の病院で置いてもらえることになった」
「仕事の関係者に渡して、オーディオブックに興味を持ってもらえた」
「自分の親に渡して、オーディオブックの社会的な意義と自分の仕事を理解してもらえた」

などとても嬉しい反応を共有してもらっています。

まだまだ書店で販売中なので、さらにいろんな展開を予定しています!

動画やイベントなど

ほかにも「芸能界読書部」という本好きをテーマにした動画制作、柏原市と「オーディオブックを聴きながら、運動をしよう」イベントの開催、天狼院さんとの「聴ける本屋さん」開催(これは他のメンバーが主導してくれました!)などなど行いました。

試行錯誤する中で助けられたこと

・経験者に話を聞く
「うーん」と悩んでいるとよく会社の上長から「〇〇さんに聞いてみたら?」と言われました。たしかに、何がわからないのかわからない状態なのだとわかったので、自分がやりたいことを経験したことがある方に話を聞きにいくようにしました。今回でいえば自治体連携の経験がある広報さんや、大阪の広報さん、ムック本制作の時の雑誌制作経験のある方々など本当に助けられました。

・「無理そう」バイアスに負けない・・・
企画の際本来はAプランでやりたいのに、「無理そう」と無意識に判断して諦めてしまうことが。なので、今年は「だめでもともと」の精神(本当にだめだったらあんまりよくないですが・・笑)で、自分が一番良いと思うAプランで必ず進める、という強い決意で望みました。変な理由で妥協しないことで、より一層全力で取り組めたような気がします。

・社内外の方の力を借りる
今年は専任広報がもう1名・外部で手伝ってくださる方が1名の3名体制だったので、ほかの広報メンバーにとっても助けられました。ほかにも社内外の方プロフェッショナルな方々に協力いただいて、だからこそ実現できたことばかりだと思います。各施策は旗振りはしましたが、中身は1人で行ったことではないので、もっと具体的な役割分担などを書いたnoteも公開したいです。

「長い」を活かして新しい仕事をつくりたい

プロパーで、ずっと広報をしていると慣れてくる分、同じ繰り返しになっていないかすごく不安になります。でも、いろんな部署とのコミュニケーションや、ユーザーさんとの会話を長年積み重ねてきたからこそわかることもたくさんあるんじゃないかなと思ってます。来年も自分の当たり前にとらわれないで、自分で仕事を作り、今必要そうなことに必死で向き合っていきたいです。

また、今年は本当にたくさんの方にお世話になった年だったので、反対に私が何か力になれそうであればお気軽にご連絡ください!ありがとうございました。

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