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学校が苦手

学校に行きたくない。

と、娘はたまに言います。
理由はよくわからないけど、なんかダルいみたいです。
わかるなあと思う。
先日授業参観に行ったけど、ずっと座って授業を聞くのって、多分今私できないんじゃないかなと思う。
みんなすごいな。

あと、学校の雰囲気が苦手です。
少しだけ、中学校の先生をした時期もありましたが、なんかちゃんとしないといけないような空気があって、苦手でした。
職員室とか教室とか。
美術準備室が一番良かったな。

そんな私もいろんなことがあって、今は廃校利活用施設いいかねPaletteで造形教室ずこうしゃこどもアートスタジオをやってるのですが。
結局ここか!と、つっこみたくなるけど、宿命なのかもしれない。
今は、子どもたちに素晴らしい物を見せてもらいながら、楽しくやっています。

学校がなんで苦手だったのかを考えた時、自分が自分らしくいれない感じがするからだと思います。

それで話は戻りますが、学校に行きたくない話。

結局学校ってどんなことを身につける場所なのかな?ってこの前友達と話になって、自分の小学生時代から大人になるまでの経験を踏まえて考えたこと。

勉強とかそういうことではなく、社会性と言ったらそうなのかもしれないけど、もっとリアルに多様性を感覚的に感じる場所だよなあと思う。

映画や小説や漫画にになるような話が、その辺に転がっていたりして、心がえぐられて。っていう経験を子どもながらに多かれ少なかれするよなと。大人になると、そういうことって自分で避けて生きていけるけど、なんかすぐそばに闇があった気がする。

その経験がなんの役に立つのかっていうと、自分はそこへは行かないように、間違わないように生きていく。そして闇があることやそんな世界にいる人たちのことも、後付けした知識を組み立ててではなく、もっと感覚的に考えることができるようになる。

そのような経験値を増やすところというか、それって社会性のことなのかな。

ともあれ、子どもの世界はサバイバルですね。
大人になるにつれて、自分の場所を自分で選べるようになってきたから、楽になってきたけど、小学校の記憶って闇(笑)

どうしても行きたくない日は、休めばいいさと思うのです。

私は何があっても学校に行きたくないと言えない子どもでした。
心配されたくなかったから。
今から子どもの自分に、休んでいいよ、学校が全てじゃないよって言ってあげたい。

がんばれってあんまり言わない方が良い世の中かもしれないけれど、頑張ろう子どもたち!!

大人は楽しいよ。

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