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グッド・プレイスを観終えて

先日紹介した海外ドラマが、最終回を迎えてしまった。

シーズン4で堂々の完結。
終わってしまうのが寂しいと思いながらも、先延ばしには出来なくて最後まで一気に駆け抜けた。

シーズン1の終盤から物語は加速を続けて、私は数え切れないくらいハッと息を飲み、泣いた。

欠点だらけな人間達が、少しずつ変わっていく様子。
相手を思いやり、自分の過去と向き合い、今日の自分より“より良い明日の自分”を目指す。

その姿勢に、私はここ数日間胸を打たれ続けていた。

betterな選択、betterな自分を日々重ねていくことで、bestな自分でいられる。

シンプルだけど難しいことだ。


人は生まれた瞬間から、死に向かって生きている。
私がそれをはっきりと自覚したのはいつだっただろう。

眠れない夜に布団に潜り込んで、地球の誕生や宇宙の無限性について考えた時だったかもしれない。

何億、何十億、あるいはもっと気の遠くなるような長い長い時間の中の、ほんの一瞬。
私の人生は、宇宙の歴史に何も刻むことなく、ただ表層を撫でて終わる。

それでもなるべく「良い人間」でありたいと思う。

徳の高い人間になりたいと思うようになったのは、高校の倫理の授業のおかげだろう。

実践できている自信は無い。

それでも物語の主人公であるエレノアのように、自分は変われると信じて学ぶことを続けたい。

学んで、行動して、betterな自分が積み重なっていく。

そうして宇宙の歴史のほんの一瞬にbestな自分を遺して燃え尽きるのだ。

......なんて、考え過ぎなんですけどね。

とにかく「グッド・プレイス」は笑えて泣けて短い話数でスッキリ収まっているドラマなので、是非、Netflix一ヶ月無料体験とかもあるので、ご視聴ください。


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