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時には片頭痛の話でもしようか

片頭痛を発症して4年半ほど経った。

ピーク期は2年前くらいか。人生の1/3は片頭痛で寝ているという状態だったが、今は年4回、季節の変わり目に1,2日ほど寝込む程に抑え込まれている。

半年程前から頭痛の病院を定め、緊急用の頭痛薬と新たに予防薬を処方してもらいつつ、漢方薬を毎朝2種飲み、鍼治療も月に2回程通っている。

針は正直苦手だし効いているのか良く分からないのだが、「痛みをもって痛みを制す」という半ば強引な考え方で実験的に続けている。

体の状態もある程度良くなってきたので、意識的に歩いたりヨガをしたり子供を背中に乗せて腕立て伏せをしたり常日頃体力のボトムアップを心がけている。

現在の状態に至ったのは治療の効果も去ることながら子供達が成長して、いわゆる育児というものを一山超えたこと(やはり長男3歳次男1歳の時がピークだったか)、コロナの効果もあいまって昨年から音楽活動を綺麗さっぱりやめていること、昨年6月に引っ越して生活習慣が変わったこと、変わらず家族や身の回りの皆様に助けられていることなどなど、様々な事象が絡み合ってのことだと思う。

もちろん寝込むことこそ減ったものの断続的な頭痛は今も続いている。季節の変わり目に吹き荒れるエモーショナルな風を受けた時、私の自律神経は崩壊し背骨から痛みが生まれ、それはやがて脳に達する。

現に今、痛みを忘れるようにこれを書いている。

私の片頭痛が完治するということは恐らく無いと思う。たまたまDNA的にその因子を持ち合わせていたとも言えるだろうし、数十年の生活習慣の因果があらわれれているとも言えるだろう。しかしまあそんなことを言っていても片頭痛が良くなることもないので、現状から紐解いて少しでも良い未来に繋げるよう日々努力するしか無い。

またあの発作がやってくる日が来る事を思うとゾッとするが、最悪鉄筋コンクリートでできた自宅の壁に頭を叩きつけてカチ割ってやればいいかななどと(しないけど)開き直りつつ、いろんなことに喜んだり悲しんだりしながらもなるべく自分を勘定に入れずに目の前で起こる現象を受け入れて生きて行こうかなと思う所存でございます。

サポート頂きますと世界がまた一歩平和に近づきます。