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厚生労働大臣会見概要(令和6年8月2日)

北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。

北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。

先日の武見厚生労働大臣の定例会見について要約してみました。

武見大臣会見概要(令和6年8月2日)

1. 閣議について

主題: 「過労死等の防止のための対策に関する大綱」の変更

内容:

時間外労働の上限規制の遵守徹底: 労働時間の制限を厳格に守る。

  • 過労死等の再発防止指導: 過労死を防ぐための指導を強化。

  • フリーランスへの対策強化: フリーランス労働者の保護を強化。

  • 業種やハラスメントに着目した調査・分析: 特定の業種やハラスメントに対する調査と分析を行う。

2. 遺族厚生年金の見直し

質問: 遺族厚生年金の受給期間の変更について

大臣の回答:

  • 見直し案: 子供がいない20代から50代の配偶者の遺族厚生年金を5年間とする。

  • 目的: 男女の格差是正を目的としている。

  • 対応: 既に受給している人や高齢で配偶者を亡くした人、子供がいる家庭は現行制度を維持する。

3. 政治資金パーティーについて

質問: 政治資金パーティーの参加人数と法律との関連について

大臣の回答:

  • 開催理由: 資金不足を補うため、法律に基づいて開催した。

  • 規模: コロナ前と同様か少し少ない程度の参加者数だった。

  • 整合性: 大臣規範に従って特に盛大に行ったわけではない。

4. 感染症法の省令改正案

質問: 急性呼吸器感染症を5類に指定する変更について

大臣の回答:

  • 目的: 新型コロナウイルス以外の急性呼吸器感染症も把握できる体制を整備する。

  • メリット: 迅速に適切な感染症対策を検討できるようになる。

  • 費用対効果: 費用や事務負担を考慮しつつ、具体的な症例を検討する。

  • 風邪のワクチン開発: 急性呼吸器感染症に対してワクチン開発も検討していく。

5. 臓器移植のコーディネーター不足

質問: コーディネーター不足による対応遅れについて

大臣の回答:

  • 現状と課題: 臓器移植ネットワークに対し、全ての事例の対応状況を報告するよう指示した。

  • 今後の対応: 調査結果を基に、臓器あっせんの在り方について検討を進める。

6. 長崎の被爆体験者との面会

質問: 被爆体験者との面会の理由と対応 大臣の回答:

  • 面会の実現: 国会答弁を踏まえ、長崎市に調整を依頼して面会を実現。

  • 被爆者健康手帳: 被爆者健康手帳の交付は過去の裁判例との整合性に課題があるため、医療費助成の対象拡充などで対応している。

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