こばかな先生のデッサンのワークショップに行ってきた。
ぼく、絵がかなり苦手なんです。
過去に自分が描いた絵がないかなと思って、HDDの中を探したら、こんなのがありました。
これは昔、編集した本が映画化されて、告知用にオビを差し替えたんですね。その際のデザイン発注用の手書きラフです(我ながらひどい)。
それで、できあがったのはこれ。
デザイナーさんって、偉大ですね。
先日、THE GUILDのこばかなさんのデッサンのワークショップにいってきました。最初に観察の仕方についての話と、道具の使い方の話を15分くらい聞いて、その後、いきなり「紙風船」の絵を描くように言われます。
まわりの受講生も、深津さんとか、安藤さんとか、デザイナーさんばかりで、ガチ素人はたぶんぼくとPonanza山本さんしかいなかったんじゃないかな。はっきり言って、その場で絵を描くだけでハードルが高い。というかマジで恥ずかしい。
でもしょうがない、ひたすら目の前の紙風船を見ながら、描いていきます。
わからなくなったら手を上げて、こばかな先生を呼びます。すると先生がとんできて、教えてくれるのです(ザ・贅沢)。しかも、いちいち褒めてくれる。
そういえば俺が絵に苦手意識をもったのって、保育園のときに、クラスメートに絵を笑われたからだったよなとか、いろいろ思い出しました。そういう小さなことで人生って変わるよね……今後は俺も人をいろいろ褒めて行くんだ……などと思いつつ、描くこと1時間半くらい。
こんな感じになりました。
あれ……意外と……悪く、ない? 先生に教えてもらいまくったからなんですが、自分的には思ったよりもだいぶうまくかけました。しかし!みんなはもっとぜんぜんめちゃうまいのです。
こばかな先生の作品は左上のやつなんですが、アップにしてみましょう。
やべえな、という感想ですね。5時間かけてるそうです。
絵の描き方もなんですが、なんといっても「ものを観る」ということについて、とても勉強になりました。帰り道なんて、車とか鉄パイプに反射する光の見え方とかが変わって見えたもんね。めちゃくちゃおもしろかったです。
こばかな先生、ありがとうございました!
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