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定行恭子 *朗読家
2020年11月4日 03:50
昨年の秋、イベントの舞台裏のお手伝いをした。谷川俊太郎さん。その日のステージの終わりに、思い切って「私も文月さんの講座で詩を書いてるんです!」と話すと、本当に満面の笑みで「そう、それはいいね」私はこころ温かく、見送る車に手をふる。その月の文月さんの講座でこの詩を朗読した。わたしにとって詩人は心を揺らし、照らすひかりだ。「不確かな存在」自分はどこにいるのだろう見えない存