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【おすすめ小説】クローズドサスペンスヘブン 新しい形のミステリ

私が読んで面白いと感じたおすすめの小説。
今回は、五条 紀夫さん著書「クローズドサスペンスヘブン」を紹介です。


「クローズドサスペンスヘブン」はどんな小説?

五条 紀夫さん著書「クローズドサスペンスヘブン」は、設定が斬新で面白いクローズド・サークルミステリです。

クローズド・サークルとは、特定の場所や集団の中で犯罪が発生し、その中にいる限られた人物の中から犯人を見つけることを主眼とした作品です。

要するに「犯人はこの中に必ずいる!」ってやつですね。

あらすじ


俺は、間違いなく殺された――。なのに、ここはどこだ? 気がついたら目の前にはリゾートビーチと西洋館。姿の見えない配達人から毎朝届く不思議な新聞によると、ここは天国屋敷で、現世で惨殺された6人が記憶をなくした状態で天国に返り咲いたらしい。俺は、誰だ? なぜ、誰に殺された⁉ 館ものクローズドサークルに新風を吹き込む、“全員もう死んでる”系ミステリー、爆誕。
                                ❝

「クローズドサスペンスヘブン」解説より

そんな五条 紀夫さん著書「クローズドサスペンスヘブン」の面白いと感じた点を紹介していきます。

ポイント1 斬新すぎる設定

この小説は、とても特殊な設定の新しい形のミステリです。

あらすじに述べられているとおり、物語は主人公が殺害されたところから始まります。

確かに自分は殺された。だが、だれになぜ殺されたのか、自分の名前すら思い出せない。そして気づけばビーチと西洋館の前にいる。

あまり他では見られない設定で、展開がとても気になります。

ポイント2 ミステリの舞台は天国

館の中に入ると、中には4人の男女が居て状況を説明してくれるのですが、
実は皆、すでに死んでいるという事実が判明します。

そして、ここは死後の世界、いわゆる天国だったのです。

皆一様に、同じ館で殺害されていて、記憶があいまいな状態であり、
ここで、お互いに当時の状況を整理して犯人探しが始まるのです。

ポイント3 天国での特殊設定

この天国では、毎朝何者かが館に新聞を配達してくれます。

この新聞には事件に関して、現実世界の捜査で明らかになった内容が記載されていて、これを頼りに、事件当時の状況を整理して犯人を推理します。

これ以外にも、天国には様々なルールが存在します。

限られた情報の中、特殊な設定を考慮して推理するのは、この小説ならではの楽しみだといえます。

まとめ

五条 紀夫さん著書「クローズドサスペンスヘブン」は、斬新な設定の新しいクローズド・サークルミステリです。

ミステリ好きの方にも楽しめる1冊なので、興味があればぜひ手に取ってみてください。

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