見出し画像

【おすすめ小説】本を守ろうとする猫の話 読書好きに捧げる1冊

「本を守ろうとする猫の話」はどんな作品?

夏川草介さん著書「本を守ろうとする猫の話」は、本が好きな少年と言葉を喋るトラ猫の、不思議な冒険を描いたお話です。

❝「お前は、ただの物知りになりたいのか?」
夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。
痛烈痛快! センス・オブ・ワンダーに満ちた夏川版『銀河鉄道の夜』!
                        ❝

「本を守ろうとする猫の話」解説より

どうも、読書大好き、Webライターのサダと申します。
私は、年間読書数120冊に到達するほど読書が大好きです。

そんな数多くの本を読破してきた私が、「これは面白い!」と思った書籍を紹介する、読書記録を兼ねた記事となっています。

今回は、夏川草介さんの著書、「本を守ろうとする猫の話」の読書感想です。

猫好きの私としては、タイトルだけでそそられます。

では、見どころを紹介していきます。

ポイント1 引きこもり読書好き主人公の成長記録

本作の主人公である夏木林太郎は、引きこもりなのですが無類の本好きです。会話の随所に本に対する愛情がにじみ出ています。

そんな主人公ですが、物語が進むに連れて困難に直面してしまいます。

決して活発とは言えない主人公が、読書から学んだことを活用し、様々な経験を通じて成長していきます。

葛藤しながらも、少しづつ大切なことに目覚めていく少年の姿に、心が動かされます。

ポイント2 相棒となる猫の存在

引きこもりの主人公を冒険の世界に誘う猫が登場します。

ネコ好きの私としては、ここがポイントですね。

この猫は会話ができます。しかも結構、毒舌です。
ですが、根底には主人公に対する思いやりがあります。

引きこもっている主人公を、不思議な世界に連れ出そうとします。
最初は渋々ながらも従う主人公も、猫との友情を深めていきます。

次第に少年が心を開いていく様子も見どころです。

ポイント3 不思議な世界への冒険

タイトルにある通り、この猫は本を守ろうとしています。
そのために主人公を、本が虐げられている世界に連れ出すのです。

現実とは別世界の不思議な迷宮で、本が閉じ込められていたり、切り刻まれていたりするさまに少年は心を痛めます。

普段は引きこもりの少年が、勇気を振り絞って猫と共に、不思議な世界へと本を救う冒険に旅立ちます。

心温まるストーリーに冒険活劇!ワクワクしますね!

まとめ

夏川草介さんの著書、「本を守ろうとする猫の話」は、主人公とトラネコの友情を描いた、本好き少年の冒険ファンタジーです。

気になった方は是非、手に取ってみてください。


読書をお得に楽しむにはkindle unlimitedがおすすめです。

kindle unlimitedは対象の書籍が読み放題になる月額サービスです。
30日間無料体験できて、無料期間中に解約すれば料金はかかりません。

プライム会員限定になりますが、期間限定で3ヶ月99円キャンペーンもやっていたりしますので興味があれば是非!

【期間限定】キャンペーン
【常時実施】30日無料体験 初回限定

今後も読書感想について更新していきます。
X(旧Twitter)でも読了ツイートを発信していますので、気軽にフォローやコメントくださいね。
変なアカウントでなければ、相互フォローさせていただきます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
では、また。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?