見出し画像

勉強しろと言わない

小学校に入学し、学校にも慣れた6月頃から家庭学習が始まりました。はじめはプリントを配られましたが、その後は自学ノートを毎日提出するというものでした。
学校の方からは「学年✕10分」を目安に家庭学習をやりましょうと言われました。

息子は、親の言うことよりも先生に言われたことを重視する少し融通の利かない子だったので、宿題自体は嫌がらずにやる子でした。ですが、「宿題しなさい」とこちらが言ってもなかなか始めようとしないので、それが毎日ストレスでした。

毎日のように「宿題しなさい」と言われて嫌だったと思います。
嫌だったら、言われたらすぐにやればいいじゃないか。
‥でもやらない。
毎日イライラ怒ってばかりでした。

そんな時に、言い方を工夫するといいよと教えてもらい(学校の先生に言われたのだったか、ダンナに言われたのか忘れましたが)「命令」を「質問」の形に変えたら思わぬ効果がありました。

「宿題しなさい」

「宿題何時から始める?」

そうすると、命令じゃなく質問なので答えが返ってきます。

「晩ごはん食べたあとにやる」


私は内心、「は!?そんなの遅すぎるじゃん!ご飯食べる前に10分くらいやっちゃってよー!」

と思うのですが、そこは我慢‥!
本人が決めた時間を尊重し、その時間に始められたら褒める!

すんなりと始められない日もありましたが、本人も自分で言ったことなのでそこを指摘されればやるようになり、徐々にですが夕食後机に向かうのが習慣となっていきました。

最初の頃こそ、私は始める時間が遅すぎるとイライラしていましたが、学年が上がるにつれて習い事やクラブ活動で夕方の時間が忙しくなり、結局夕食後しか勉強時間は取れなくなりましたので、結果として夕食後に勉強することが習慣となっていたのはよかったと思いました‥。

この質問の仕方は、色んな場面で使えます。

片付けをしてほしい時やお手伝いしてほしいときなど、命令形になりそうなとき、一旦本人に委ねる。そうすることでどうするのかを自分で考える。
うまくいかなかったらまた考える。
できたら褒める(^o^)

小さな成功体験を積み重ねていくことで、どんどん自信がつくし、パパママも無駄にガミガミ言わなくてすみます♪
オススメです(^_^)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?