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あいだにある真実

あいだ

私の通う学校の校長先生はいつも「あいだが大事」と言う。

現象AとBのあいだに何が起きている?
関係AとBのあいだがらは?
異なるAとBのあいだには何があって何がないのか?

あいだで生まれる世の中

例えば私たちが当たり前に使っているスマホは
パソコンと携帯電話が組み合わさって生まれた。
最近流行りのzoom飲みも分解してみると
宅飲みとオンラインが組み合わさって生まれた。
人間だって父と母のあいだに生まれる。

あいだから新しいものが生まれたり
今までになかった視点に気づいたりする。
言い換えると、新しいと思われるものは既にあるものの組み合わせ。

だから「あいだが大事」なんだ、と。

あいだの精神

あいだの大切さを教えてもらう場面が多々ある。

コロナ拡大前に定期的に参加していたリンクナチュラルの瞑想会では
吸うと吐くのあいだに意識を向け続けるレッスンがある。

かつて通っていたかずみ先生のフラ教室では
動作Aと動作Bのあいだを丁寧に、との教えがある。
こちらの動画の動作で言えば右手と左手がチェンジするときに
腕は大地に対して水平のまま移動させる。
ひじと手首を一直線に。
フラに限らず舞や踊りは決めポーズのあいだの動きで
美しさがうんと変わる。

いつも受けている南郷ゆうきさんのヨガレッスンでも
センターを意識して」という声掛けを都度いただく。
センターだって右半身と左半身のあいだだ。

縄文時代の歩き方であるナンバ歩行だって…
と言っているとキリがなくなるのでこの辺で。

あいだに見えるのは素

自発的に意識しようと思わなければあいだに気づきにくい。
あいだはついやってしまう癖のようなもので、
あいだにこそ素が出る、とも考えられる。

ちなみに占星術で言えば「あいだ」には月星座の欠点が出やすい
というのが私の見立てだったりする。
(月星座の欠点=月の欠損、と言われる)

心地よくあいだを生きるには

人から言われてグサっとくること
調子の悪くなるパターン
などは目を背けるのではなく意識を向けて
そうなんだと眺める。
脚色つけずに自分で自分を見てあげる。
すると月の欠損の暴動が減っていく。
というような話をマドモワゼル愛さんがYoutubeで話している。

私自身もそれを体感している。
と同時に難しさも感じている。
ココロが揺れると暴動が始まる。
暴動のなかにいると立ち止まることを忘れる。

それでもノーマルな状態の時の居心地は以前より平和になった。
あいだに意識を向けていることもひとつの助けになっている…
のかもしれない。

自分の力で落ち着くという遊び

あいだを感じる遊びは楽しい。
興味を持たれた方はぜひゲーム感覚でやってみてください。
自分の意識の向け方次第で落ち着けるんだってことが
体感を通してきっと経験できるから。


▼たてものと暮らしのエッセイです▼

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