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踊りと個性

外出自粛要請の今、
「おうちで踊ろう系」のYoutubeを見ながら
踊っている人はいるだろうか。

私がかつて通っていたフラ教室の先生も
お家でできる振り付けをyoutubeにアップしてくれている。

フラは自然や気持ちを踊りに乗せる。
気持ちは「愛」や「祈り」などが多い。
もしも愛しい人がいればその人の顔を自然と思い出す。
もしも平和を願いたい場があればその場が自然と思い浮かぶ。


私もYoutubeで先生のレッスンを受けてみた。
踊りながら思い出したことがある。
それはかつて先生のレッスンの中で感じた自分の特性だった。

「踊りの中に自分の色・意志が見えにくい。
ぼんやりとしている。
気持ちを持って!」

そんな指摘を先生から度々受けた。

ハッとした。
各種占術で、私は自分の色が薄いと出ている。
単に薄いのではない。
色が薄いことが突出しているのだ。
つまりそれは、白い布にインクを落とすと
布がたちまちじわーっと染まっていくように
私は一緒にいる相手の色に染まりやすい
ということであり、占術うんぬんは関係なしに
自覚していたことだった。

そこから相当真剣に集中してレッスンを受けたら
曲と踊りに心が震え涙が溢れた。
自分の意識の向け方で、現実はいかようにも変わるのだ。


踊りは踊り手の人の性格が現れる。
「恥ずかしくないよう生きなきゃ」
と思う人は優等生であるが故のしんどさみたいなものが踊りに見えるし
「味わうことが最優先」
と思う人は音が外れても気にしない。
そうやって人の背景が垣間見えるのも踊りの面白さだ。

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