世の中で「良い」とされているものは、本当に「良い」ものなのか。香害を考える①
梅雨のすさまじい湿気で、個々の匂いが強調される今日このごろ。
以前別の記事でも書いたが、わたしは化学物質のにおいが大の苦手。
呼吸器がぐっと縮まって、心臓がどくどくする。微量なら平気。
だけど、人によってはすごく強い「香り」をまとっている。よくあるCMの通り、その人がどこにいるか、どう移動したかその軌跡がわかるほど。
現代社会は、ありとあらゆる造られた「香り」が、良いものとされている
有名で人気な俳優やモデルがつかっている香水、きれいな女優が花を咲かせる柔軟剤、シャンプー。制汗剤、消臭スプレー、洗剤、トイレの消臭剤、お部屋の芳香剤、ハンドクリーム。例を挙げるときりがない。
『周りの人を不快にさせないためのエチケットですよ』
『よい香りをまとうと、より素敵になりますよ』
『清潔感が大事ですよ』
そうやって宣伝されているのだから、使っている人に悪気はない。むしろ周りを気遣ってそういった製品を使っている。
人を苦しめてやろう、なんて思って使ってる悪い人はいないのよ、、。
まさか近くに息苦しくなってる人がいるなんて思ってもいない。
そして使用者は、自分の体臭を少なからず気にしている人が大半だから、匂いのことはなおのこと指摘しづらい。
かつてはわたしも香りものが大好きだった。
シャンプーを香りで選ぶのが楽しかったし、柔軟剤をたっぷり使って、仕事中に時折香るその香りに少し気分があがったりした。
当時の彼氏からクリスマスプレゼントで香水をもらって嬉しくて、デートの度につけていた。
どうして化学系のにおいが苦手になったのか?
いろんな段階を経て、今に至る。
フェーズ1 肌トラブル
※食事を見直す
フェーズ2 猫と暮らす
フェーズ3 山登りをはじめる
長くなるので、別で記事をのせます。
でも、これだけは先に言わせて!
もしかしたら、香り派からしたら、わたしは無臭、、なのか、もしかしたら臭いと思われているかもしれない。
フェーズを越えていく過程で、マジョリティから外れて少数派になっていく不安があった。だけど、世の中で良いとされているものは、本当にいいのか?体に害はないのか?そういった視点を手に入れることができた。少数派になったが、シャンプー使わなくても、柔軟剤使わなくても、臭くならないよ〜!!!!
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