#10 育児休業を終えて思うこと
本日、育児休業の最終日。
ここまで約2ヶ月半、家事と育児に携わりました。
育児休業を取得する前は、休業中は休んでいるのだから、仕事の方が大変だなんて思っていました。とんだ妄想でした。全くそんなことはありません。
休業と言いつつ、家での休む時間はほとんどありません。生まれたばかりの子どもは不定期に起きるし、ミルクを飲ませ始めて寝かしつけるまで、2時間ぐらいかかることもあります。気がつけば、次のミルクまで1時間もない。その時間に、掃除をしたり、洗濯をしたりしないといけません。まとまって休める時間はほとんどありませんでした。
その上、夜も不定期に目が覚めるので、昼間は慢性的な睡眠不足になります。昼間、本当は休みたいのだけれども、子どもが起きていれば休めないし、お腹がいっぱいで、おむつが濡れていなくても泣いてしまう時もあります。
午後、少し寝ることができても、夕方目が覚めればもう保育園のお迎えの時間。この時間が迫ってくることを憂鬱に思うこともありました。
一方で、生まれて2ヶ月も経つと、子どもの表情は豊かになり、笑ってくれたり、ウー、フーと話しかけてくれたりします。親の動きを目で追ったり、抱っこしてたら離さないでとばかりにしがみついたり、とても可愛らしい姿を見ることができました。
上の子の相手をするのも大変でした。
夕方、上の子が保育園から帰ってくる頃には、親はヘトヘト。子どもは親と遊びたくて元気いっぱいです。ちょっと勘弁して欲しいなと思いました。
でも、絵本を読んだり、ブロックで遊んだり、作った料理を「美味しい!パパありがとう!」と言って全部食べてくれたりすると、本の一瞬ですが、頑張りが報われた気がします。
2ヶ月半、こんなことを毎日体験し、子どもを育てる妻の気持ちが少し分かりました。同じ立場になって初めて分かったものです。
来週から職場復帰となります。昼間は必死で働いて定時退庁し、妻と子ども達のために一刻も早く家に帰ろうと思います。
初めて体験して分かったこと、この思いを胸に、これからも仕事も家事も育児も、頑張っていきたいと思います。
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