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毎朝、顔を洗うでしょ。 紙で拭く人っていないよね。どうして。 紙じゃ、きれいにならないものね。 おしりだって、洗ってほしい。

「おしりだって、洗ってほしい。」

最後の一文があまりにも有名なため、こんな枕詞があるとは、知りませんでした。たしかに単体でも十分インパクトのある言葉なのですが、見返すほどちょっと唐突感がありますよね。

「そうかー。洗ってほしいかぁ。おシリさん、よしよし」
とは、まだならないと思うのです。

毎日顔は洗ってきれいにするのに、おしりは汚れたままなの?
という日常の話題×ちょっとした反逆的要素を仕込むことで、一気にウォシュレットが身近になります。
おしりだって、顔と同じ大切な体の一部なんだから、もっといたわってもいいかもねって思えるんですよ。

我々80年代は今の子達がウォシュレットをどう解釈して使っているか
全然わからないのですがー
ずっと技術も進歩してきて、相当快適になっているはずです。
ハマること間違いなし。
手軽にできるリフレッシュととってもいいのかもしれません。

話法の問題を観てみると、3行目までは相手に言ってるように聞こえるのですが、突然最後で発信側の言葉になったかのように見えます。
実際このCMをじっくり観てないけど、ここで画面が変わるかな、なんて想像できます。

初めからトイレだったら、結構スルーしませんか。
では、きれいな女性が顔を洗っていたら…
そんな想像までたった4行で書き上げる仲畑さん。
明日お会いするのが本当に楽しみです。


図解でコミュニケーションを変えることをミッションにここ3年くらい活動