見出し画像

料理教室は自信満々に

昨日はアクアイグニスに行ってゆっくりして、家に帰ってNOTEを書くと寝る時間になっていた。

余り出掛けたりしないので、偶のお出かけは楽しい、ツナ君には悪いけど、彼の目薬が1日2回くらいに為ったら、何処かに出かけるのも楽しそうだ。

アクアイグニスは実は出来る前から期待して、開業当初は人が多いだろうと思って、ある程度人が少なくなってから行った覚えがある。

最初にアクアイグニスを知ったのは、ブログの記事だった、パティシエの辻口氏のブログで、凄いプロジェクトが有って、もう直ぐ始まると書いてあった。

三重県の四日市市民は、『どうせ他の地方でしょ、うちらの近くには来んのやから』という、ちょっとした諦めが頭に浮かぶ。

だってね、名古屋の人も大阪の人も四日市と言えば公害の町位の認識しかない。

それがブログを読んでゆくと、どうもこの地方でやるらしい。

どこや???どこや????私は気になると、何処までも調べる質、調べて行くと湯の山だったんだよね。

湯の山や菰野は厳密に言えば四日市では無い、それでもまあまあ四日市の植民地みたいなものや。(湯の山、菰野の方すみません、冗談です。)

娘たちに言ってみた。

「何かね、温泉とお菓子の施設が湯の山に出来るんやて。」

「ヘ~、お菓子は美味しいんかな??」

「それがね、あの辻口さんが監修するから絶対に美味しいらしいで。」

「そりゃあ、湯の山が栄えるね。」

そんなこんなでアクアイグニスは、その頃の私達の行きたい場所のトップになった。

最初は菰野特産のまこものパウンドケーキが話題になって、毎日直ぐに売り切れるとマスコミでも評判になった。

マスコミで評判になるという事は、そこに人が集まる、人込みは好きでは無いので、少し落ち着いてから行こうと言って、様子見していた。

「ちょっと落ち着いたみたいやで、言ってみようか??」娘たちが言い出したのは、もうまこものまの字も聞かなくなってからだ。

その頃は次女がワイン酒場に勤めており、何処に出かけても食べ物屋に入ってワイン(酒類)を飲んでいた。

「お店のオーナーが色々な所に行ってお酒や食べ物を嗜むのは仕事に繋がる。」と言って、外で食べる事を推奨してくる。

次女も飲むのも食べるのも好きで、出かけるといつもは飲めないワインや、食事をして、給仕やワインを見ていた。

私もね、酒は嫌いじゃ無いので、その頃はコース食べてワイン飲んだりしていた。

笠庵前で

だから、アクアイグニスに行くと言うと、『お金掛かるな~』が正直な気分だった。

この頃では節約志向に成って、出来るだけ使うお金を減らそうとしているから、サンドイッチもパンから作って持って行ったりしたけど、その頃は外で食べる前提で出かけていた。

だからこそ、チョットアクアイグニスには距離を置いていた。

数年前の事だ。

アクアイグニスで料理教室が行われると知った時期がある。

料理は好きで、前から色々作っていたが、ちゃんと料理を教えて貰ったのは、辻調の通信教育だけだった。

行きたい、行きたい、行きたーい。

誰でも良い訳では無いが、直に料理をしている所が見れて、教えて貰えるなんて、天国かよ。

その時の講師が笠原将弘さんだった。

昔、娘の英会話の家庭教師をしてくれたアメリカ人が、「ママならテレビショウで誰かに質問したかったとしたら、誰を呼ぶ??」と聞かれた。

その時には、「栗原はるみさん」とか「有元葉子さん」とか言っていたんだけど、料理人なら誰でもいい位、料理を作る人を尊敬していた。

だってそうでしょ、美味しいもの作るって才能だよ。

その人は映画のプロデューサーだったから、違う答えが欲しかったらしいけど、俳優さんて名前はあんまり知らないんだよね。

「ママ、俳優さんとかじゃ無いの??」と言われたので、「俳優ならロバートデニーロ」と答えたけど、それは料理する人の次だよね。

兎も角、料理教室にはメールで申し込んで、行ける事に成って、喜び勇んで笠原さんに会いに行った。

流石に綺麗な包丁捌きだし、料理も美味しいものだった。

俺って凄いなー、だって誰でも出来る簡単なのに美味しい料理を考えている、凄いな~と自分を褒めまくっているのが印象的だった。

自信を持って自分の料理を美味しいんだよって言えるのって、自信満々やな。

自分やったら、他人に美味しいよって言って貰えない限りは、美味しいって確信を持てないな。

アッ、笠原さんは嫌になる程美味しいって言われているのか。

私も居酒屋でアルバイトしていた時、自分が揚げた稚鮎が美味しいって褒められた時には、不必要な自信もってしまったもんね。

一緒に写真を撮って貰った。

昨日はその笠原さんが監修している店の前で、自分で作ったサンドイッチを食べていた。

「NOTEで稼いで、今度来た時にはここで食べよう。」と次女に話しながら食べていると。

「キンドルの本も売れるかもしれんし、稼いだら美味しいもん食べよう。」と次女も一緒になって話している。

何時になるかは解らないが、絶対にゆったりと食べに来るぞー。

文を書くのを芸にしたいと思っています。 頑張って文筆家になります。 もし良かったらサポートお願いします。 サポートしていただいたら本を買うのに使います。 ありがとうございます。