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ガリガリを待っているのだ

ああー何やってんですか~、猫に言ってみる、それでも猫が聞く筈が無くて、いつもやる気でガリガリする。

これ何の話かと言うと、我が家のベットのお話、猫飼っている人にはお馴染みのベットは大きいガリガリ状態なのです。

我が家のツナ君は、6ヶ月の頃にお迎えした雄三毛の可愛い子、この子が可愛すぎて、何をするにも偉いねー可愛いね~って育ててきた。

それがベットをガリガリにする結果になるとは思いもしなかった。


ガリガリにされたベット

この子は長女が絶対にこの子が良いと言って譲らなかった、値段の高さに、この子じゃなくても猫は他にも居るよと言った

それでも「この子じゃ無きゃ嫌なの。」と言い切って、猫の飼える家を見つけて、引っ越してからのお迎えした。その為ツナ君は6ヶ月のペットショップ生活を余儀なくされた。

なかなかお迎えできなくて可哀そうと思って、お迎えしてからは花よ蝶よと育てられ。

水を飲んでは「水飲めたねー、いい子だね、ちゃんと飲んでおしっこするんだよ。」

ご飯を食べたら「美味しかった?ちゃんと食べたね、いい子だったね、しっかり食べてね。」

うんちをすれば「ちゃんとうんちして良かったね、いい子だね。」

そんな具合にまあ甘える事山のごとしって感じになっていて、これで良いのかと感じる程だった。

そのツナ君来た時に用意した爪とぎでガリガリをしない、借家で壁をガリガリするといけないと思った人間たちは自分が見本を示したらいいんじゃ無いかと思ったね。

「ツナ君、これがガリガリだよ、こうやって爪研ぐんだよ。」そう言っては人間が爪とぎをして見せる。

それによって彼は爪とぎガリガリで、爪を研ぐようになった、人間の「爪研げたねーガリガリで出来たねー、いい子だねー。」との言葉付で。

ツナ君は気を良くして、ベットにも爪とぎするようになった。


さっきのとは違うベット

偉いとは言わずに対応しているのだが、ベットのガリガリは止まらない、我が家のベットの端は全滅である。

でも思ったね私、すのこベットのマットレスの外側をカバーして、一部に段ボールのガリガリを付けたら良いんじゃない。

絶対に重要が有る筈だ、ベットやソファにガリガリするって話も聞くもんね。

問題は自分で作れない事、だってそんなの出来れば絶対に商売にしている、猫のガリガリ需要は途轍もない筈なのである。

猫の為にはガリガリを止めさせるのはイケナイのかな、人間の都合は聞いてくれないかな、そう考えながら、誰かがベットをカバーするガリガリを作ってくれるのを持っている。

誰か作ってー。

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