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ドアを開けるのはちと怖い

昨日は何故だか寝られなくて、fitbitを確認したら、4時間55分しか寝ていなかった。

元来、夜は起きていたい派だ、子供の頃には身体が弱いからと言われて、早く寝る様に言われていた。

その時には私より遅くまで起きている弟や親が羨ましくて仕方が無かった、夜に自由時間が有るって楽しいじゃ無いですか?

母親は寝るのが好きだったらしく、「早く眠れるのに何で寝たくないの??」と聞いてきた。

だって本読んだりラジオ聞いたり、したい事は沢山有るでしょ、有るよねー。

母親は寝る時に、「やっと眠れるわ、布団の中が一番、極楽極楽。」といつも呟いていたけど、私は納得できなかったよね。

だってその気持ち本当ですか??とか感じてしまったりするんだもん。

子供の頃は親に内緒で布団の中で本を読んでいた私も、大人に成ったので時間を考えて眠る人間になりつつある。

眠らなくても仕事が有る訳では無いので、布団に入って静かにしているだけですけどね。

布団に入っても眠れないのは、私の所為じゃ無いからね、とかブツブツ呟きながら、昨日は睡眠に入った。

でも思ったよりも眠れなかったんだ。

次女が朝6時には仕事に出るので、それに合わせて起きて、一緒にご飯を食べて、その流れで家事もして置く。

寝て無くても生活は出来る、でも仕事が有る訳でも無いので、家事をしてからはツナ君とイチャイチャしている。


布団に一緒に寝ているツナ君

ツナ君はここに来た当初布団が嫌いで、直ぐに段ボールのガリガリの上に移動していたけど、今はお布団大好き猫に成っている。

夜に布団を引いておくと、まだこんのかと言いたげに、ミャーと声を掛けてくる。

何時の間にか布団好きに為って、これは我が母みたいだな、極楽極楽と感じているのかも知れない。

見ていて、年かな???10歳だからな???。

ツナ君に対して失礼なことを考えたりする、ツナ君が10歳になったのだから、自分も10年を取っているのだから、一緒なのだけどね。

最も猫と人間だと年の取り方は違ったりするけどね、ツナ君と私の差は布団が好きかどうかだね。

そう考えながら、ボンヤリと1人と1匹で布団で寝転んでいると、何か音が聞こえてくる。

ドンドンドン。

間を置いてもう一度ドンドンドン。

またまたドンドンドン。

何だか声も聞こえてくるんだが、これは聞いている方はちょっと怖い、声でも叩く音でも大きい音は恐怖に繋がっているのだな。

玄関まで行くと我が家では無くご近所さんみたい、そう言えば前にもこんなのがあったな~。

それにしても何か怒鳴って金属のドアを叩くのって怖いな、ご近所さんでもドアを開けるのは躊躇われてしまう。

ツナ君は私と居れば気にしないのか、身体をくっつけてのんびりお休みだ、エエの~、それでええの~、猫なのに。

結婚して上2人の子が小さかった時に、家に居て怖い思いをしたことがある。

その頃の我が家は、2人の子供を朝の内に公園に連れて行って、昼までに帰ってきて、お昼寝させてやっと一息つく感じ。

その日も一息ついてやっと寝かせて、コーヒーでも飲もうかなーと考えている時だった。

ピンコーンとチャイムが鳴ったので、慌てて玄関に行って扉を開けた、子供を起こしたくなかったからね。

ドアの外には印鑑のセールスが居て、開けたドアの向こうでニヤニヤしている。

嫌だなー、どう見てもセールスやん、早めに帰って貰おう、そう考えて印鑑は要らないと断ってからドアを閉めようとした。

そしたらね、そのセールスがドアの閉めかけたドアに足を挟んで閉められない様にした。

なんなんこの人~、ドア閉めさせてもらえへん、嫌がってるんやから、直ぐに帰れや、心の中では考えたけど、ちょっと怖くて言えない。

そんな人に対応したのは初めてだったからね。

四日市ってちょっとだけ都会だけど、人間の精神はまだ田舎な所が有るから、それは驚いたよね。

ドアを閉めれない様に足を入れて止めるなんて、想像さえできなかったんだよね。

子供も奥に居るし、何としても帰って貰わんとと考えた、私も母ですから母は強し、足を挟んでも開けないで、無理やり断ってドアを閉めた。

それからが問題で、ドアを足で蹴って、「二度と来んぞボケー。」と汚い言葉を吐いて帰っていった。

セールスやろ、何なん??来て欲しいって言って無いんやけど。

???????て感じが頭から離れない、それからはドアはチェーンを掛けてから開けるってのを徹底していた。

こんな田舎にもそんな風にセールスする輩が居るんやね、日中の昼間なんて殆どが主婦の女性なのに、何で無理やり開けようとするかなー。

私には解らないけれど、今はそんな商売をしていないと良いなと、祈るように感じている。

仕事でしなければ為らないって沢山有って、セールスの人も売らないと給料に響くのだろう。

昭和の時代はそんな商売が沢山有って、(今も有るのかも知れない)セールスと言えば何だか胡散臭いと考えてしまう事も多かった。

今はインスタで売ってるのかなー、知らんけど。


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