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2019ふりかえり④_旅(12月)

2019年は“旅”の年。
自分の場所を確かめるように、沢山たくさん、外へ行きました。

12月 大阪

10、11月の旅(遠出)はお休み。
締めくくりは、大阪へ。修行旅。

はじまりは地域の会議に来られていた、ファシリテーターの方との出会いでした。
半ズボンのファシリテーターは、開口一番「今日暑いですね。僕は朝からパンを焼いてきまして・・・だからといって、半袖半ズボンという訳ではないですが・・・」とそれは、ちゃんとした会議に半ズボンで来た“言い訳”だったのかもしれない。
それでも、私のなかでリフレインする「パンを焼いてきまして・・・パンを焼いてきまして・・・」
そこは、会議。まちづくりの会議。
会場こそ、デパートの空き店舗ですが、市が主催していて、ほとんどスーツを着ている。

会議終了後の打上げに狙いをすまして、「あの、パン・・・って」と話しかけました。

実を言えば、私のお店、デリカのお店では、ランチを提供しています。
色とりどりのお惣菜を少しずつ載せたランチ、なのですが、、ランチということもあり、パンを添えていました。
冷凍のパンを。
別にまずいわけでもありません。チン(電子レンジ)をすれば、それなりにふかふかになり、それなりにパンになる代物です。
ただ、“食べるにこだわる”というコンセプトがある以上、例え付け合わせのパンでも買ってそのまま出す(チンはしますが・・・)ということに抵抗があったのです。

開店以来、約2年探し求めてきたパン。
パン屋の誘致か、人を雇うか、の選択肢は二つで考えていました。
私は幸い起業講座の講師なども務める機会もあり、何かやりたい人との出会いには事欠かないはずなのに・・・どうしても縁がなかったのです。
なぜか、私が焼くことになるなんて!!

それが会議の、それも導入の一言で、一変しました。
そして、パンについて話してくれた人は、純粋なパン屋さんでもなさそうです。肩書き、なんと“都市計画家”です。
なんとも不思議なパン屋、そこに修行にいくのが2019の締めくくりの旅でした。

パンについて質問した私に、「教えるから、おいで」って気軽に言ってくれたのです。

▶加藤寛之(都市計画家) http://sartoco.hatenablog.jp/

このお話は続くようです。

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