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26 共に道を歩む者 修身教授録抄 姿勢を正して声を出して読んでみた

真の偉人というものは、何も叱ったりなどしなくとも、人が自ら服するものであります。実際偉大な先生の、その弟子に対する深い思いやりとか慈悲心が、しだいに相手に分かりかけてくれば、叱るなどということは、まったく問題ではなくなるでしょう。それというのも、真に卓れた師というものは、門弟たちを遇するのに、単なる門弟扱いしていないからでしょう。すなわち真に卓れた師というものは、常にその門弟の人々を、共に歩む者として扱って、決して相手を見下すということをしないものであります。ただ同じ道を、数歩遅れてくる者という考えが、その根本にあるだけです。

修身教授録

共に歩むというような先生に出会いたいと強く望んだことは学生時代にはありませんでしたね。
今は多少なりともそのような人々との出会いがありますが、もっと強く人生の師を求めていく必要もあります。
とにかく強い気持ちを持ち続けるというのは大事なことです。
自分の信念を練り上げて達成していくという強い思いを醸成する。
そのような気持ちになるのも8月中旬だからなのでしょうかね。

本日の森信三一日一言は

「すべて最上なるものは、一歩を誤まると中間には留まり得ないで最下に転落するー」とは、げに至深の真理というべし。

森信三一日一語

最高点にいけばその後中間には留まらないで一番下まで行く。
そうかもしれませんね。
うまくいっているような時ほど注意が必要です。
きっと人生というのもそうなのでしょう。
気持ちを引き締め努力を続けれということでしょうね。

本日の伝記は

東郷 茂徳 (とうごう しげのり)
 平和を愛したA級戦犯 【日本の陸軍がヒトラー率いるドイツと同盟を結ぼうとしていた時期、その危険性を誰より理解していた一人の外交官がいた。東郷茂徳である。彼は外交官として、若い頃ドイツに長期滞在し、ドイツ人を妻とする国際人であった。研ぎ澄まされた国際感覚と頑固な平和主義で、戦争回避に奔走した】

世界に誇れる日本人100人 (第5巻) 大義に生きた政治

A級戦犯とは勝者が敗者を裁くものであって、実際はどうなんでしょうね。
戦争は時代によって解釈が変わるものですが、平和が一番ですね。

岸 信介 (きし のぶすけ)  
日本が行く道を定めた信念の政治家 【岸信介が目指していたものは、占領体制からの脱却、それと共産勢力の浸透を阻止するこ と。その第一歩が、日米安保の改定と位置づけていた。デモ隊による激しい反対の嵐の中で、ついに安保改定をやり遂げた。彼の中の信念は、如何なる反対があろうとも揺らぐことはなかった】

世界に誇れる日本人100人 (第5巻) 大義に生きた政治

安部首相を思い出してしまいますね。いつどうなるか政治家もわかりませね。

白洲 次郎 (しらす じろう)
 貿易立国と日本復興 【白洲次郎は、親や教師を困らせた悪ガキであった。その彼が、イギリス留学で大変身を遂げた。イギリス紳士の持つ行動規範を身に付けて帰国したのである。そして戦後廃墟と化した日本の復興を吉田茂の右腕となって、辣腕を振るうことになるのである】

世界に誇れる日本人100人 (第5巻) 大義に生きた政治

実にダンディな人という印象です。かっこよく生きるとう見本のような方です。

後藤田 正晴 (ごとうだ まさはる)
 行財政改革を担った公正無比の政治家 【六十二歳で初当選(衆議院)した後藤田正晴は、「これほど警戒されて政治家になった人物はいない」とまで言われた。警察庁長官として、左翼過激派に対する取り締まりに辣腕をふるったからである。しかし、引退時には「これほど高い評価を受けた政治家は少ない」と言われた】

世界に誇れる日本人100人 (第5巻) 大義に生きた政治

名前は記憶にありますが、立派な方だったんですね。
評価というのもは死後、他人がするものですね。
世界に誇れる日本人100人 (第1巻) 真理探究に人生を捧げた孤高の学者10人

世界に誇れる日本人100人 (第2巻) 人材育成に情熱を捧げた13人

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世界に誇れる日本人100人 (第5巻) 大義に生きた政治


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旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。