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婚活における自己分析って?

こんにちは。2歳の娘をもつ現役デブの町田さちです(2週間の食生活を反省中)。昨日は美人と食事を一緒できる機会に恵まれまして、オシャンシティ、表参道まで出かけてきました。婚活全盛期は南青山のヘアサロンに通っていたので懐かしいと言えば懐かしいのですが、ぶっちゃけ「お上りさん」。オタクなデブスにはキラキラのお店を眺めて歩く程度だったので、キルフェボンですら初!でした。(メニュー表、端から端まで読み込んだ)


で。センスの女神やら上品やら美人やらに囲まれたのをいいことに、気になった事を色々質問してきました。美人に「美しさの秘訣は?」って聞いたら、「普通だよ。ポテトチップスも食べるし!この前妊婦検診で2キロ太って指摘されちゃって!」と笑っていました。妊婦検診で2キロ太って指摘って、私と同じじゃーん、なんだ同じ~。


いえいえ、そこ、安心するところじゃありませんて。


美人には美人の生活があるんです。美人には美人の当たり前すぎる生活があるんです。さすがにそこに気づいているさちさん、グイグイ食いつきました。「その頃の生活を見直して、真夜中のつい食べちゃう癖を止めたの」「そしたら次回は+700gの増加で抑えられた」「そうね、普段は普通の食事しているけど、太ったなって思う時はストイックに減量している


やっぱりな。


そうなのよ、美人は太ったことにすぐ反応。そしてデブ行動を止める。その後結果が出るまでストイックに続ける。「おやつ食べるの止めるけど、じゃあ朝ごはんにシュークリーム食べよう」とはならんのです。美に対する意識の高さ、目標達成までの行動力、続ける意思の強さ。それが習慣。


更に聞いてみたら、美容部員で、憧れの同期がモデル体型。その子から「食事の時のマナーを指摘されたり」「後ろ姿に気を配るよう言われた」とか。いやいや、その頃の私、証券外務員試験やらFP2級試験やら生命保険一般過程試験が同時に走っていたため、仕事から帰った後はスエット着て髪の毛ひっつめて夜中にサッポロポテトばりぼり食べながら勉強してましたわ。生活が違う。見ているものが違う。習慣が違う。サッポロポテトやめんかい。

美人がキルフェボンの店員さんの質問に答える時のその表情・仕草・笑顔。全て美しく、かつ親しみやすく、存在するだけで華やか。モテージョ!!この方、完璧にモテージョ!!お子さんの学校でも目立つ美人ママなんだろうなあ。社交界の中心的存在。


だけどね。全然ご自身でその存在感に自覚ないの。謙遜しているだけ?いや、本人心の底から自覚無かった。マジでー。嘘でしょー。(品が無い)


美人のその自覚のない反応に、思い出した話。「自己分析」。皆様、婚活本は読んだことありますか?私は結構好きで読みまくったタイプです。で、その中にはポイントとして書いてあるわけです。「あなたの良いところは?自己分析をしよう!!」

また、婚活セミナーに行くと必ずワークであります。「あなたの売りは?」そして、婚活パーティーで名札にアピールポイントを書くこともあります。当たり前ですがお見合いシートにも書きますよね。


そう。婚活に於いて必ず聞かれること。自己分析結果。


ちなみに超絶ネガティブデブスオタクな私は、欠点はこれでもかっていうくらい挙げることができました。それこそ「いや、ここまで書かなくていいんですよ?」「こんな相手と誰が結婚するの?」って指摘されるくらいにね。

でもさー、良いところ?いいところ…良いところ?どこ?欠点を逆転の発想?デブスは逆転してもデブス…うーん食べるの大好き、化粧落としても顔が変わらないですよ?いや、化粧落とすと更にブスになるな。最悪だな。


婚活のキモとなるこの自己分析。私はすっごい苦手で。やらなきゃいけないのはわかっていたけどちょっとだけ考えては、合コンに行き撃沈。自己分析やろうと思いつつ、逃げる様にお見合いパーティーに行っては撃沈。だってさー苦手なんだもん。しょうがないじゃーん。やりたくなーい。


だから、私は婚活を4年以上することになったのよ!拗らせ時代は10年以上だったのよ!このデブス!


そう。自己分析から逃げている間は本当に幸せな結婚相手とは出会えないのです。婚活女子は徹底的に自己分析をしてから行動を起こした方が結婚相手に出会うのが早い。とはいえその自己分析もその都度ブラッシュアップしていくと良い。自分が成長する中で自己分析の精度や角度が変わっていくから。


ちなみに、自分の良さって、自分にとっては当たり前すぎるので自分では分からないもの。美人は「自分がイマイチだからもっと美しくなりたいなって思っていろいろやってたから」美人なんだけど、「自分の美レベルは当たり前すぎて」自覚無いし、その行動内容も当たり前すぎて、良い点である自覚は全くなし。

反対に朝一で日経新聞を読み、電車の中で当たり前に最新のビジネス書を読んで統計の数字を頭に叩き込み、過去・現在の日本に於ける問題点や大衆の意識がどちらに行っているのか、本日の日経平均株価やらナスダック指数をチェックするのは当たり前すぎて私の良い点であるとは思いませんでした。いやだって社会人になりたての時についた習慣だもん…。知的と言われて、ハア?でしたわ。

寧ろ分からんことばっかりで馬鹿だと思ってる。昨日も「そっか先進国株が良いっていうのは思い込みで、全世界株でもいいな」と思い、MSCIワールドインデックスとMSCIコクサイインデックスの30年比較をしようと思いつつ夫に弁護士的弁論方法やら判例調べてて放り投げたし。風呂敷広げすぎなのよ。そして身にならんのよ。


ついでに。センスの女神から、「さちはね、自分の外見にコンプレックスを持ちすぎなのよ」「あんた可愛いわよ!!キュートなの!!」と言われ、衝撃。嘘でしょ。デブスですわ。


拗らせ女子、外見に関してデブスを36年やってきているのでセンスの女神に「可愛い」と言われても素直に受け取ることできませんで…「シャッターを下ろすんじゃない!」はいぃぃぃぃ(涙)。


みんな、結構そんなところありません?「私以上に可愛い子ばっかりだもん」「良いところなんて特に思いつかないよ」「普通だよ」

でもね。あなたが当たり前にしていることの中に、良いところが沢山あるんです。毎日のルーティーンを細かく書き出してみて。その中で自分が当たり前にしていることはない?例えば電車内の吊り広告を読んでしまう。スーパーに行ったときに珍しい野菜売り場が気になって見ちゃう。通勤途中の本屋でつい流行りの文芸書をチェックしちゃう。昔おばあちゃんと同居していたから、そういう年代の方と話すのが好き。スタバの黒板を見るとついチェックして、書き方マネしたくなる。

婚活で何が生かせるかは別にして、自分の毎日の生活の中からぜひ探してみて。


そのうえで、職場の方や友人や両親に聞いてみて。「私の良いところってなんだろ思います?」いきなり聞くのは恥ずかしいけどね。「自己分析の課題がありまして」とか言って聞けばいいから。目標5人。


ほんと、自分の良さなんて、自分が一番わかってないんだなということに気づかされます。そうやって認めてくれている周囲の人々を大切に、自分の事をもっとよく知って、あなたの魅力を生かした「本当に幸せな結婚が出来る相手」を見つける婚活が出来ますように。


2020年11月27日 町田さち



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