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「自分のやりたいことでお金を稼ぐことに罪悪感があります」


こんにちは。
〜俯瞰体験がもたらす自由〜
小川幸子です。



俯瞰体験コラム#13


以前、こちらのコラムで事例をご紹介した
30代女性M様。


その後、
ご自身のやりたいことで
着々と前進していかれました。


それによって、
前回のセッションで明らかになった


”自分がヒーローになって
 悪と戦い続けている”


というパターンを通して、
ご自身が本当は何をしていたのか?
前回よりも格段に深い気付きに
たどり着かれましたので、
こちらでもご紹介いたします。


M様との最新セッションの
テーマはこちらでした。


↓↓↓


「学生時代から人の相談を受け続けてきて
 育児中心の専業主婦をしていても
 ママ友から色んな相談を受けていました。


 でもそれだと友達の延長なので、
 昼夜問わず連絡がきて
 こちらが疲弊したり、


 どんなに親身に相談にのっても
 本人が欲しくないことは受け取らず
 結局何も変わらないので、
 いつまでもこちらに
 ”どうにかして!”
 ”助けて!”と、
 要求し続けてくる状態でした。


 ずっとそれを続けても、
 本当の意味で相手のためにならないし
 何よりも、私がやりたいことは
 それではないと気付いたので、


 自分のやりたいことを
 本当に求めている方に届けていくための
 起業準備を続けて一歩一歩進み続けてきました。


 そして、ありがたいことに
 今までの知り合いや友人から、
 ”コラボしたい”
 ”講師をしてほしい”
 等のお声がけをいただきました。


 ただ、
 ”今はこの価格でやってるから”
 と正規価格を伝えても、
 お友達の延長(無料相談)や、
 安価な講座ばかりを求められます。


 また私自身も気付くと、
 自分が主宰者の場でサブ役に回っていたり、
 知り合いの応援活動ばかりをしていたり、
 自分が本当にやりたいことで1人で立って、
 堂々とお金を受け取ることを
 避けている現状があります。


 ここまで進んでこなかったら、
 直面すらできなかったこの壁を超えて
 飛躍していくための気付きを得たいです」



《セッション前のM様の思い》


セッション前のM様は、


「若い頃からずっと、
 親の信仰していた宗教活動を続けてきて、
 悩んでいる人の相談を無料で聞くのは
 当たり前だった」


「大学時代も周りの友達はバイトをしてるのに
 私は宗教活動の一環で、
 不登校や悩みを抱える子供たちの家を回って
 お金をもらわずに話を聴いていた」


「お金を受け取らない奉仕が
 陰徳を積むことだと教わってきたし
 それが正しいと思って
 その通りに生きてきた」


「だから私は今も、
 話を聴くだけでお金をもらうなんて、
 申し訳ないと思ってしまうんじゃないか?」


と思われていたそうです。



そんなM様の現状を俯瞰すると…


※配置はクライアント様自身がおこないます


実際のM様がしていたこと。


それは、



困った人達を助ける正義のヒーロー、
アンパンマンとして、
自己犠牲が当たり前の状態。


”私は清らかな人間です”


”必要最低限のお金以外もらえません”


そんなM様のエネルギーに集まるのは、


「友達として助けて!」


「私に都合いいものだけちょーだい!」


「もっともっと!」


と、
自分都合でM様から際限なく
時間やエネルギーを奪い取っていく
モンスター達だけ。


と同時に、


なぜ、ずっとM様が、
そんなしんどい状態を
続けてくることができたのか?


更にもっと言うと、
いまだにそれを続けようとしているのか?


その背景はなんと…




”強い人の庇護下にいたから”


だったのでした!




つまり、
”大学時代のM様がバイトをしなくても
宗教活動に勤しむことができたのは
実家の助けがあったから”であるように、


自己犠牲という行為そのものが
誰かしら強い人の庇護がなければできない行為

親の庇護下で守られている子供のやり方であり、


親に対して、
「見て見て!
 私こんなに苦しくても頑張ってるよ!
 スゴイでしょ!エライでしょ!
 誰よりいちばん褒めて!認めて!」
とアピールする子供の行為
だったのでした。


そして現時点では、
M様も自覚していない無意識下において、
”自分のやりたいことでお金を稼ぐこと”
よりも、


「ずっと子供で居続けたい」


そちらの方が、
より強い願望だったのです。


また、
M様がどんなに頑張ってお世話をし続けても
いつまでも自立しようとせず、
何でもM様にやってもらいたがる娘さんは、


一見、自己犠牲型のM様と正反対に見えて、
実は、
母親本人でさえ気付いていない
潜在的な願望をしっかりと感じ取り、
忠実に「お母さんと一緒」に
なろうとしていたのでした。


※俯瞰とは?

 人は誰でも
 今までの自分目線で物事を見ています。

 たとえば、

 「こうなったのはコレが原因だ」

 「こうすればこうなるはずだ!」等

 無意識にそう考えながら
 生きているものです。


 でも、
 それはあくまで主観的な世界です。


 実際の事実の世界とは
 かけ離れていることが多々あります。 


俯瞰とは、
起きている事実を客観的に
観察認識することです。


 それはつまり、
 自分目線から抜け出して、
 まるで上空から鳥の目線で
 世界を見るような体験です。


 そしてそれが、


 「本当に起きていることは
  どういうことなのか?」


 を知ることになり、


 思い込みに近い古い自分の捉われから
 抜け出すキッカケとなります。


 それによって
 人が自由になっていきます。


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https://www.reservestock.jp/inquiry/110075



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