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裏側を想像する力


メタバースの学校、ニンジャ寺子屋です。 ”みんなでつくる、みんなの学校”であり、 授業から行事まで大人も子どもも一緒につくっています。 学びたいことを学ぼう 教えたいことを教えよう 好きは学びの出発点です。子どもたちの”やってみたい”を 応援したい学校です。その中で私は、さまざまな人をゲストに招いてメタバースで授業をしています。

たまに、贔屓にしている「たおファーム」さんで
卵を買っています。
先日、その「たおファーム」さんに
家族で遊びに行きました。

平飼いで飼われている、
鶏小屋も見ることが出来ました。

決して公には話さないような
裏側の話なども伺うことができました。
あまり見ることはない物事の裏側、

表面だけで判断しない
少し裏側を想像することができる
これが大人になることなのかもしれない
と、感じました。


一つの卵のパックを求めて3時間


たおファームさんに行くのに、
我が家からは3時間かかりました。

距離を肌で感じることができました。
これだけの距離を配達してくれる人がいることを
普段は見えてないものを
感じることができました。

鶏の餌は、発酵したもの


たおファームに着くと、
鶏の匂いというよりは、
発酵の匂いがしました。

送られてくるお便りで、餌は米や大豆などを
発酵させたものと知っていました。

それでも、これらの餌となる
農家さんが頂いてくる手間と
それらを混ぜて餌を作る手間
お便りだけでは、
瞬間に文字で理解してしまうことを
肌で理解することができました。

餌は、買えば一瞬で済みます。
あえてそこに手間をかけることを
選んだ「たおファーム」さんの判断です。

160円の卵と500円の卵

少し前まで
100円でたまごを買えたのに、
今では160円なんて
大安売り価格ですね。
価格の高騰にため息ついていました。
でも、それは消費者の目線のみですね。

たおファームさんの卵は
市販の卵と比べたら安いものではありません。
それでも裏側を見ることで
その価値を想像することができました。

平飼いで1日にとれる卵の数と
そこにかかる手間ひまを
考えたら、十分に妥当な価格なのです。


逆に160円の卵がどれだけなのか
鶏さんにかなりの負担をかけていないか、
どこを切り詰めてこの価格になりうるのか、
見えない裏側を想像し、少し悲しくなりました。

消費者の目線だけで買い物するなら、
160円の卵です。
でも、それで喜ぶのは消費者だけでは
ないだろうかと私は感じました。

自分の買い物が誰かの
幸せにつながる買い物を心がけたいです。


見えない裏側を想像する力


自分が行動することで、
今回のように一つの卵の裏側を
感じることができました。

メタバースなら学校できるんじゃない?
難しいことは想像できていたけれど
2年前の自分にはその難しさを
想像することができませんでした。

ニンジャ寺子屋は、
メタバースの学校です。
子どもたちは無料で学ぶことができます。
その裏側には、多くの方の寄付で成り立っています。

さらには、授業やイベントしているだけでは
ありません。
来てくれた寺子屋生のことを守る必要があります。

寺子屋生は、必ず面談をしてから
迎え入れるようにしています。
手間(人手)がかかります。
でも、そこが大事だと寺子屋は判断しました。

寺子屋の活動を正確に伝える必要が
あります。
みんなで個人の発信も大事です。
それでも
HPに手間をかけることで
正確に信頼性のある情報として伝えることができます。
寺子屋は、そこに注力しようと決めました。



一つのPJにたくさんの人の努力と時間の積み重ねで
今の”ニンジャ寺子屋”ができています。

このニンジャ寺子屋もまた、
裏側にたくさんの人の時間と手間とスキル
があって、成り立っているのです。

表を見て、裏側を想像する力
それは、自分で経験して感じないと
難しいことだと思います。

私は、そんな想像できる人になりたいです。

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