地域医療連携室

日曜日に母の四十九日もおわったことだし
もう、母のことを書くのは終わりにしよう
ただ、これから
夫や自分自身の老い、介護、とも
向き合うにあたって
どのように死にたいか
どこで死にたいか
きちんと考えておかねばならない
人は考えていたように死ねるものではない
それはわかっていたはずだ
でも、そうではなかった
ほんとうにはわかっていなかった

わたしは、母の望まない死に方のなかでも
まだ、そこにある残された選択肢の中では
いちばんいい方法を選んであげられたと思う
でもそのためには
いっぱい戦わねばならなかった
本来ならば
その設立趣旨としては
患者支援のはずなのに
ただただ病院の意向、というよりは
担当医師の意向なのか
いやそれでもない
ただただ自分の毎日の仕事が
楽に早く終わるような考え方で
業務を事務的に行って
患者や患者家族のことを下にみて
自分のやりやすいように動かそうとする
自分のミスを認めない、謝罪しない
そういう医療連携室の人が多かった
母が最初に救急搬送された病院でも
転院先の病院でも
担当の看護師さんや作業療法士さんは
親身になって治療してくださり
わたしたちにもきちんと対応してくださった
それなのに医療連携室の人は
ほんとうに対応がひどかった

すべての病院の連携室がこうだとは思いたくない





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