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ここはイタリアの熱海??

とうとう!2週間のイタリア滞在が終わり(途中クロアチアも寄りましたが)いよいよ、トルコに行くよという前日。
やはり南イタリアのハイライトはここだろう!ということで、南イタリア最後はやはり有名どころで終わりたいと思います。

ソレント駅前からSITAのバスで一日券購入(7·2ユーロ)海側が見える進行方向右側は、すでに埋まっていて、後ろの方に向かっていたら、優しいおじさんが右の窓際に席を替わってくれました。

「サンキュー!!」と言ったら、「私はドイツ人だけど日本人は好きなんだ」と言ってくれました。私が窓にへばりついてカメラを向けていると、「ナウ!」とシャッターチャンスを教えてくれるんだけど、イマイチ押すタイミングが遅れるんで、だめだこりゃ!といった感じのドイツのおじさん。それにしても以前もドイツの方とお会いしたけどみんな優しいね。

山の断崖絶壁のくねくね道(ほぼ一本道)の上にかなりスピード出てるもんだから、ガラス越しからの写真は撮りにくいんです。

こんな風な、いかにもアマルフィの景観が見えます。窓際の座席で本当に良かったです。

バスは、道路ギリギリで見通しの悪いカーブをクラクション鳴らしながら、ぶっとばして走ります。たまに日本のJTBツアーのバスと行き違うときも、SITA社(イタリアのバス会社)譲らず突き進みます!けっこう道幅が狭いので、乗っている方もハラハラドキドキです。

アマルフィに着きました。海岸にはまだ5月だというのに海水浴をしている人もいて、リゾート感のある光景ですね。(ちょっと熱海っぽくないですか??)

アマルフィ大聖堂(ドゥオーモ)は街の中心部にドーンとあって
階段に座ってジェラートを食べてる人もたくさんいました。

バスの1日券を購入の場合、一回片道のみ観光のオープンバスでラヴェッロまで行けるらしい。というのをイタリアのサイトで調べて乗ることにしました。ラヴェッロという街は音楽の街(CITTÀ DELLA MUSICA)ともいわれ、美しい景観と音楽祭で有名になっています。天空の街だというけど、どうやって行くのか分からなかったのでラッキー!

観光用のオープンカーで、出発~。

ずっと、くねくね道です。
20分くらい登ると下の景色が見えてきました!

アマルフィの街中は団体の観光客でごった返すのですが、ここラヴェッロまで行く人は少ないのか、のんびりとした高台にある街をゆっくり散策出来ました。それでいてお店やホテルもあり、路地もステキです。


やはり有名どころの場所は人も多いし、お土産屋もたくさんありすぎて、どこか落ち着かないことに気づきました。
もちろんそれなりにアマルフィも映画にもなったくらい綺麗で華やかな場所ではあるのだけども、《知らない路地裏を歩く旅》みたいなのが意外と好きかもと、イタリア、ラストの有名観光地でじんわり思ったのでした。


帰り一日乗車券乗り放題バスなので、(ポジターノ)という街にも途中下車してみました。高級避暑地とのことですが、坂と階段ばかりで、ようやくバス停から街に出てみたら

お土産屋さんが狭い通りにいっぱいです。
何となくですが、イタリアの熱海感をより感じることができました。そして、又バスに乗ろうとしたらアマルフィから、たくさんの人がすでに乗車していて、クネクネ爆走の海岸崖通りを、立ったまま乗ることになり1時間!体力勝負みたいな帰路でした。

イタリアは今日でおしまい!!私が感じた印象は、イタリアの文化や良いところを徹底して継続しようという意気込みを感じられた国でした。南イタリアの一部の都市しか滞在していないので、あくまでも私見ですが、日本だったらこうすれば、もっと効率良くいくんじゃない?みたいなところがなく、むしろ面倒くさいところもあるけど(切符の販売とか乗り物関係は特に)南方面は陽気で、あるときはゆるく、あるときは頑固。人の暖かさを感じて
最初の国ながら充実していたと思います。



さー!世界一周の最初の国イタリアからはじめて飛行機での移動です。空港まで行けるかな?ちゃんと次の国へ行けるかなとドキドキしながら眠りについたのでした。
               トルコへ続く

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