月です。 6割。あわよくば。

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最近の記事

M

彼女はいつでも明るい。 その明るさと素直さに私は話して15分ほどで彼女の存在に惹かれた。普段心を開く事に時間を要する私の心をもすぐ打ち解ける程だった。同級生に初対面で初めて"あんた"って呼ばれた。嬉しかった。そのたった一言で私自身が認められてる気がしたからだと思う。 そんな彼女はとにかく弱みを見せるのが上手で、1人でいる子を見つけるのが得意で、他人を優先できるような子。 いつも銀行口座には大体何百円しか入ってない。物を知らなすぎてよく馬鹿にされている。  この前なんて富士山

    • リアル日記

      まだ読み切っていない積み重なった本たち 無造作に置かれている絡まったイヤホン 飲みかけのペットボトルとくたびれたコンドーム これは誰かの歌詞であった気がするけど本当にそこにある。 ギターのピックはどこに行ったんだろう。 衣替えをするか迷ってとりあえずベットの上に置いた冬用の衣服たち。 頭の中はまだ片付いていない課題の山。 そういえばネトフリの連ドラも7話くらいで見終わったものばっかだな。 YouTubeの通知は65件 LINEは悲しいことに0件。 彼と一緒に作っている曲も早く

      • 断捨離

        私がすごく苦手なこと。 でも出来るようになりたいこと。 人って、常に幸せを追いかけて捕まえては、手放してしまう。手にした瞬間その幸せの価値が分からなくなる。とゆうか忘れる? 今のその当たり前は、その日常という名の幸せは、いつかの自分が必死に追いかけて、やっと手に入れたものなんだということを忘れてはいけない。忘れたくない。 信じたくもないが、馬鹿なことに大抵の人間は、失った時にそのありがたさとか価値に気づく。うんざりする。そして執着に変わる。一見被害者ヅラをしている私もあ

        • 寝顔

          体調がすぐれない日。なんだか頑張ろうと思っても頑張れない日。ベットから動く勇気が全く湧かない日。何かを必死に頑張っている時よりも、頑張りたくても頑張れなくて何も出来ない時の方が断然辛いししんどいし拷問だなあといつも思う。 彼はそんな時に私のそばに居てくれる。手を差し伸べ、ずっとその手を離さないで居てくれる。 今日はお互い違う予定があったからそれまで一緒に寝ていたのだけれど、私が起きた瞬間貧血を起こしてしまって、とっても心配をかけた。でもその時の私は眠る元気しかなくて、またす

          パパとママに生まれて初めてもらった何よりも大切なプレゼント。それというのは私自身この"名前"なんだな。この世に数ある魅力的な漢字という文字の中から選び出されたこの2文字のセンスとその並びも、音の響きも。有難い事にそれらを褒めてもらえる機会も多く、私自身心の底から愛していて、すごくお気に入り。それからこの名前を名付けてくれた理由も。理由についてここでは敢えて綴らないけれど、紛れもなくパパとママの2人の"好き"が詰まっているもの。 そんな私の名前に含まれている漢字のひとつ、"月