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やさしい未来へのはじめの一歩 『パパのための育児クイズ115』 

「知る」ことから、「つながり」は生まれます。
この本が、
自分自身、周りの大切な人、赤ちゃんとの
あたたかなつながりを築く一助となるよう
願いながら執筆してきました。

「LINEで1日1問育児クイズパパ力検定」から生まれた本
『パパのための育児クイズ115』

こんなに大切なことなのに
こんなに必要なことなのに
どうして私は今まで何も学んでこなかったんだろう

長男が0歳だった時の「はじめての育児」。
私はこんなに「わからない」「できない」、
不安なことばかりだなんて、思ってもいませんでした。

多くの人は、育児や赤ちゃんのことについて
ほとんど何も学ばないまま親になります。
それは、教習所に通わずに車を運転するようなもの…と思うことがあります。

適切な関わり方や、赤ちゃんの特徴をあらかじめ知っていたら
もっと気持ちを楽にして、広い視野で子どもに向き合えるはず。
不安がもっと軽くなるはず。

そんなふうに考え、いつか本を書きたいと思っていました。

もっと先の未来では、高校生・大学生など、親になる前から育児や赤ちゃん・子どものことを学べる機会を作れたらいいなと思っています。

親になってからではなく、親になる前から
育児や赤ちゃん・子どものことを知ることが当たり前で、
社会全体で子どもを理解し、
子どもの幸せを真ん中に置くことができたなら。

子どもを真ん中に、
もっとあたたかなつながりが生まれるように思います。

子どもたち・息子たちの未来は、
そんなやさしい社会であってほしいと願いながら
本をつくり、活動を続けています。

伝えたいと思ったこと

この本では、育児クイズを115問紹介していますが、
それだけではなく、
専門家の方々や、連載執筆者の方々、
”先輩”パパさんママさんの
あたたかな言葉や思いを
できる限り伝えたい
と考えました。

子育ては、ひとりだけで頑張ろうとすると
つらいことが多くなりますが、
「ひとりじゃない」と思えると、
途端に心と体が楽になります。

みなさんのあたたかな言葉や思いを届けることで、

「あなたはひとりじゃない」
「周りを信頼して頼り、たくさん助けてもらおう」


というメッセージが届くといいなと思いましたし、

私がクイズ制作過程で学ばせてもらったこと、
気づいたことをお伝えすることで、
肩の力を抜いて赤ちゃんとの時間をもっと楽しめるようになるはずだと思いながら、言葉を探し続けました。

本の中の、とある1見開き

そのように探しながら出てきたエピソードや私自身の言葉は、
「はじめに」「おわりに」のほか、各章の最初や、各stageのはじまりの箇所に記しています。

”先輩”パパさん・ママさんの体験談も

解説ページの、とある1見開き

解説の合間には、
”先輩”パパさん・ママさんの体験談を収載
しています。
「こういうことがあるんだな」と思えると備えることができますし、
「我が家も同じだ」「みんな頑張っているんだな」と思えると、「ひとりじゃない」につながります。

解説の内容を補って、イメージの定着に
一役かっていただいているような内容も多く、
ご協力いただいた方々には本当に感謝しています。

巻末ではLINEの連載紹介をしています。
LINEでの配信をはじめてからおよそ2年。
連載コラムも多くの方にご協力いただいて作ってきました。
本では、先輩パパさんたちからのあたたかなメッセージの一部を紹介していたり、
noteでも大人気の5児のパパ・infocusさんの連載紹介など、見どころ満載です。

深みと楽しさと〜コラムや子育て4コマ〜

制作協力・監修者のコラム

育児クイズパパ力検定やこの本の制作協力・監修をしていただいた専門家で、長年多くの育児相談を受けてきた、保健師の中澤恵子さん。
中澤さんの言葉は深く温かく、クイズ制作中も(そして今も)、心に響き、肩の荷がおりてほっと一息つけるようなお話がたくさんありました。

この本の中ではそうした「お話」をコラムとして7編収載しているほか、「おわりに」やエピソードの中でも紹介しています。

Twitterやnoteでも大人気の黒田イスキさん作・にわとりパパの子育て日記

Twitterやnoteで大人気のにわとりパパさん。
黒田イスキさん執筆の子育て4コマを、
この本では18話収載しています。
にわとりパパのおかげさまで、
本全体がとても明るく、楽しくなりました。

我が家の息子たちも、にわとりパパさんのファン。
この本の4コマを読んでクスクス笑って楽しんでいます。

「知る」ことから、「つながり」が生まれる

相手のことを知ることから、幸せなつながりは生まれます。

パートナーや周りの大人との関係において
コミュニケーションが大切だということは
よく言われることですが、
それはつまり、「相手のことをよく知る」ということ。

子育てにおいては、
パートナーや周りの大人とのつながりも
もちろん大切ですが、
自分と赤ちゃんとのつながりも感じられると、
赤ちゃんとの時間がより穏やかなものになります。

食べること、排泄すること、身体を清潔に保つこと、睡眠をしっかりとること、規則正しい生活リズムをつけること、そのような基本的な毎日のお世話を通じて、共感してあげること、たくさん”触る”経験をさせてあげること、赤ちゃんのやっていることを邪魔しないでいること、否定しないこと、プラスの言葉がけをすること、愛情深く勇気づけることといった、親の関わり方が大事になってきます」(中澤恵子さんの言葉)

「おわりに」より抜粋

育児クイズパパ力検定や、この本では、
子どもの幸せを真ん中に置く、このような関わり方のヒントや、赤ちゃんや子どもについて理解を深めることができるような内容を提供したいと考えました。

気軽なクイズで、自然と、無理なく理解を深め、
”育児”や”赤ちゃん”へのハードルをぐぐぐっと下げたい。

”育児”のハードルが下がり、
”赤ちゃん”とのつながりを感じながら、
みんなで子どもを育める土壌を作れたら、
もっと、子育てしやすい環境になっていくように思います。

自分の価値を尊重しながら

その時その時で、自分はどんな風に感じるのか。
何を大切にしたいのか。

画像でご紹介した中澤恵子さんのコラムの最後の文で、
自分の価値を発見してはじめて、他人の価値に気づける」という言葉がありますが、これは赤ちゃんに限ったことではなく、大人も同じことだと思います。

自分の価値を尊重しながら、相手のことを知っていくことで、
自分自身、周りの大切な人、赤ちゃんとの
あたたかなつながりが築かれていくんじゃないかな…と考えています。


多くの方の思いや言葉が詰まったこの本が、
より多くの方に届きますように。

読んでいただいて良いと思われたら、ぜひ、
出産が控えている方、
これから親になる世代の方へもおすすめください。

私自身は……

今後も学び続け、価値観のアップデートを
楽しんでいきたいと思っています。

LINEの育児クイズパパ力検定では、ユーザー様向けのオリジナルセミナーを随時開催していくことなどを考えています。

私自身も、国家資格である保育士資格の受験勉強をはじめました。
学んでみると、子育て中の私にとって
「もっと早く知っておけばよかった〜」と思えるような内容が盛り沢山。
知らなかったことで損していることもあるのでは…という充実ぶりです。

保育士資格をとり、みなさまに還元できるように学び続けていきたいと思います。

私のモチベーションはいつも、
子どもたち・息子たちが生きる、やさしい未来のイメージ。
これからもみなさまと一緒に学び、歩んでいきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぜひ、Amazonもしくは、
お近くの書店さんでご注文くださいね〜🤗

どうぞよろしくお願いします!


本の中で、4コマ漫画の参考にさせていただいた
infocusさんの記事はこちら

にわとりパパさんはこちら https://twitter.com/kuroda_isuki

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