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アロマ【13】 嗅覚から脳へ 2

ご覧頂きありがとうございます。
以前嗅覚から脳への記事を書きましたがもう少し詳しく書いてみたくなりましたのでよろしければお付き合いください。

鼻を経由したアロマの投与はストレス、抑鬱(またはある種の頭痛)に対して、間違いなく最速の効果が得られる方法です。
それは鼻から脳へ直結連絡しているため脳は投与経路に関係なくアロマの作用が最初に働きかける器官です。(0.2秒)
アロマが鼻から吸入されると揮発分子は渦巻き流によって鼻蓋に運ばれます。
鼻蓋には受容体細胞から伸びた絨毛が存在します。
分子がこの「毛」に結合すると電気化学信号が嗅神経嗅索を経由し大脳辺縁系(扁桃周囲野と海馬)に伝わる。
これが記憶や感情反応を引き起こし、中継、制御器官である視床下部を経由して
脳の他の部分や体にメッセージを送ることになります。
受け取ったメッセージは行動に変換され快感、リラックス、鎮静あるいは興奮作用の神経科学物質の適切な放出を起こします。
大脳辺縁系は感情表現に深く関わってますが
、感情を発生させるか統合しているのかははっきりわかっていません。(Stoddart,1990)
プロフェッショナルアロマテラピーより

大脳辺縁系の中には扁桃体という器官があります。
扁桃体は神経細胞の集まりで情動反応の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担っています。

このようにアロマテラピーは感情やストレス、不安、痛み、鬱などの心の症状に効果が期待できることは理解できると思います。

私が簡単で効果的でいいなと思うところは、元気にならなければとか不安に思わないようにしようとか頑張って意識して健在意識で意図して行わなくても、
自分がいい香りと思う香りをお部屋に拡散などしていたら、いつの間にかイライラしなくなったり、気分が良くなったり潜在意識下で行われているからです。

頑張らなくても大丈夫というのをお伝えしたいんです。
だから、お気に入りの香りを毎日使いましょう。

アロマテラピーは難しいと思われがちかも知れませんが、
まずは自分がいい香り!と感じるものをお部屋に香らせてみることが一番して欲しいことです。
0.2秒であなたの扁桃体へ届きます!

もちろん、アロマの効果効能から選んでも良いと思いますが、「心地よさ」は自分にしかわからないものです。

いくつかのアロマをブレンドして、わ!!この香り好きーーー♡という香りが出来た時は本当にプライスレスだと思います。

アロマを使って頑張らないご機嫌でのじゅ笑顔でいられる日々を過ごしませんか?


※アロマテラピーの効果効能は質の良いアロマでこそ得られるものです。
必ず「精油」または「エッセンシャルオイル」と表記されており、
天然植物100%で作られていて、100%成分表示が開示されているものをお勧めします。

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