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小さな花のような生涯 your tears are mine


昨年の9月に空へ還った
柴犬・幸。

小さな、癒しのフォトブックを作りました。
幸せの花 優しく生きた柴犬・幸

ネットショップ
ベイス 幸花癒しのマルシェで販売し、
その売上70%を
昨日、私の住む埼玉県で活動している
保護団体へ寄付いたしました。

本が売れたのは8冊です。
心を寄せてくれた方の
思いが詰まった、あたたかく、優しい
愛の循環です。

幸は見つけるのが難しい、
内臓の奥にある腫瘍が末期となり
余命は1カ月くらい、と。
既に肺にも転移していて
猛暑でもあり、その後17日で
旅立ちました。

繁殖犬で何度も産まされ
体を酷使され、埋めなくなってしまい
保健所に持ち込まれた。
体の状態からそうであろうと
保護団体の代表さんは譲渡時に言っていました。

愛されて可愛がられることもなく、
命を削って産み続けた。
過酷な生涯だったと思います。
それが体を蝕み、腫瘍ができたと
私は思っています。人に粗末に扱われ
それでも健気に生きました。
保健所で一度は死を覚悟したのでしょう。
私の元で
それは健気に生きた幸の、最後の羽休め
だったと思います。

歯向かうこともしない、
優しい、優しい女の子でした。
そして、美人でした😃

幸を看取る間に
私の感情が揺れ動き、
ひとり暮らしで幸を娘にして
親子2人でやってきたので
看取る時は当然、私ひとり。

悲しみが押し寄せて
崩れそうになる時は
大天使ミカエルに呼びかけ
私の中心に剣を立てました。

ミカエルの剣は戦うためのものでは
ないのですが、
人は愛のために戦うことには
罪悪感を持たなくて良い、と私は
高次から教えてもらいました。

剣を立て私は
悲しくても崩れそうでも
幸を天へ還すための神聖な時間
である、と心を強くしました。

音楽に助けられて
心を支えてもらいました。

ずっと聴いていたのが
ONE OK ROCK
の Your Tears ate Mine
takaのパワフルさと美しい声、
toruのギターの音色が
takaの感情の豊かさに絡みついて
切なく、美しい
愛に溢れた曲です。

今でも、聴くたびに幸を想います。

本を購入してくれた
音楽教室の先生の、
小学生の生徒さんが
幸の本を読んで泣いてしまったそうです。

また繊細な子供をサポートする方が
学級に置いてくださり、
生徒さんが幸の本を読み、
感想を話してくれるそうです。
かわいい、など
生徒さんなりの感じたことを話して
くれるそうです。


あなたの涙は私のもの。

それは幸を通して
優しく、あたたかい涙であり
悲しくも愛おしい涙であり。

幸の、
小さな花のような生涯に
春の柔らかいな雨のような
優しい、あたたかい涙を。
そして静かに止むと
うっすらと虹が現れて。

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