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音と色彩による瞑想もどき

心の中が思考の断片でいっぱいになると、YouTubeで適当なヒーリング系の音楽を探して目を閉じる。
瞑想と言えるほどたいしたことではないのだけれど、呼吸を深くすることを意識して、音と、脳裏に浮かぶ色に意識を向ける。

そういうとき私が求めているのは音楽…というか、音の重なり、連なりだ。
空間に漂う音の粒の連なりと、それらが重なって作るハーモニー。
それが水のように満ちてきて、そこに意識を浮かべて漂う。
そこにはその時々の色彩が溢れている。

書いていて、なんだかとてもスピリチュアル風なことを書いている気がしてきたが、実際スピリチュアル的なことなのかもしれない。
私の心が、感情が、記憶が。
私の中にある様々なものが、言葉になる前の、そのもっと前、あいまいなイメージの状態でそこにある。
それらを敢えて形にしないまま、そこに漂わせておく。

そうすると、もやもやと散在していた思考の断片がその中にぐずぐずと溶けて、気にならなくなる。
その穏やかな状態で、ただ音と色彩の中を漂う。

これは誰に教わったわけでもない。私が心地いいことを寄せ集めているうちにこの形に落ち着いた。
だからこれを読んだ方が同じようにやってみたからといって、心地いいものかどうかはわからないのだけれど。
もし、音の重なりや連なり、そしてイメージの中の色彩に心地よさを感じる方がいたら、試してみてください。
もしかしたら何かの役に立つかも。

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