次の時代へ。ありがとう。
iPhone15に機種変更したことは書いた。
そして入れ替わりで、もともと使っていたiPhone XRが、今日旅立っていった。
我が家にやってきたのが2020年の3月。
新型コロナウイルスの流行が拡大し、これからどうなるのかと不安で溜まらなかった頃。
その少し前から、自分の生き方に何となく行き詰まりを感じていて、色々な活動をいったんストップして自分自身に問い直していた。
どう生きたいのか、何がしたいのか、どこに力を注ぎたいのか。
何となく熱量が枯渇してしまうのではないかという恐れを感じていて、一旦立ち止まって充電したい感覚もあった。
ちょうど、それまでつかっていたiPhone6がもう悲鳴を上げていて、買い替えなければというタイミングだった。
手に取る頻度の高いスマートフォン、カラーバリエーションの中に、ちょうど鮮やかなレッドがあるのを見て、これだと思った。
日ごろから色彩心理を使った心理セッションをしていることもあり、自分自身に赤=情熱、エネルギーの魔法をかけたかったのだ。
魔法という言い方をすると、人によってはうさん臭く感じてしまうと思うが、色彩心理の作用は本当に魔法のようだ。
人は色彩に対して無意識に様々なイメージや感情を抱いている。
その作用を利用して、自分の中の意識や行動を引き出すことができるのだ。
また、場合によっては色彩がフィジカルに作用することもある。
例えば赤外線に近い周波数の赤は、温める作用がある。
だから赤い下着を身につけると冷えを防ぐと言われているのだ。
3年半の間、赤いiPhoneは、私にたくさんの活力を与え続けてくれていた。
特に好きなこと、楽しいことにエネルギーを注いだ3年半だったと思う。
そうやって、自分の生きる力、モチベーションを、少しずつ高めてこられた実感がある。
また、病気と闘うことにも、大きな力を貸してくれた。
赤は血液の色、花や実の色、命の色だ。
あの時、直感でこれだ!と思った赤いiPhone、元々携帯電話はバッグの中で行方不明になりにくいという理由で白を選ぶことが多かった私が、それでも選んだことが本当に不思議だ。
今回の機種変更で、次に選んだのは優しいペールイエローだ。
黄色は光の色。そして無邪気さや子供っぽさ、『楽しむ』感情の色。
そして知恵や知識の色でもある。
今年は本当にたくさんのことを学んでいる。
経験という意味でもそうだし、そのままの意味の学び、知識を得るための時間をたくさんとって、そこに投資もしている。
次のスマートフォンに変えるまでの数年間は、どんな年月になるだろうか。
やっぱりこの色を選んだのはこういうことだったんだ、と腑に落ちるのだろうか。
楽しみだ。
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