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夏の音

朝書きたいのに書けてない私。
でも責めるより、毎日書いてる自分をほめようと思いつつ…

日差しが強い、もう夏だ。
私には夏の楽しみがひとつある。アイスコーヒーの音だ。

忙しいと、ペットボトルのアイスコーヒーを飲んでしまうのだけど、できるだけ時間を取ってドリップすることにしている。
グラスやサーバーに氷をたっぷり入れておいて、熱々のコーヒーをドリップしていくと、氷が『ピキッ…パリパリ』という音を立てる。その音が何とも心地いいのだ。

アイスティーなどを入れる時も氷を使うが、ドリップコーヒーは少しずつ熱いコーヒーが落ちるから、この音をゆっくり楽しめる。立ち上るコーヒーの香りと、氷が立てる音。至福の時間だ。

実は私は聴覚過敏気味のところがあり、低周波数の音(例えばエンジンのアイドリング音、エアコンの室外機の音など)に特に弱い。聞こえてくると心臓がどきどきしだして、そわそわ、イライラして叫び出したくなる。人ごみで聴こえる人のざわめきも辛いことがある。そのほかにも、その時々で音が気になり出すことがあり、そうすると耳をふさいで消えてしまいたくなる。

こういう敏感なところが、逆に好きな音、心地よい音を聴く時にはいい方に働く。人が気に留めないような音を拾ってひとりで喜んでいると、友人には「しあわせだねぇ(笑)」と言われるが、本当にそうだと思う。

これも認知の特性にはいるのだろう。確かに生きづらさもある。でも同じくらい幸せも感じているから、こうやって受け入れられていることに感謝したいと思う。

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