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パンダのしっぽ

しっぽに限らずだけれど。

パンダをいざ描こうと思うと、どこが白くてどこが黒いのかわからなくなる。
何となく、目の周りが黒いのと、耳が黒いのはわかる。
でも体は???

友人から、『PANDARS』を頂いた。
あのチョコレートのダースのパンダ版(と言っていいのか)だ。

もう外箱からかわいい!!!と目がハートになったのだけど、帰宅して箱を開けてみたらこんなだった。
(ネタバレ注意!!)








この真ん中の子たちもチョコで、このかわいさはパッケージに写真があったので最初に悶えたのだけど。

内側のイラスト!!
パンダ!こけた!
チョコ!こぼれた!
しっぽ!黒くなった!!!

パンダのしっぽって、白いんですね。
何となくいつも黒く描いてたかも。
私が描くパンダたちは、チョコをおしりにつけていたのか…

パンダの模様だけでなく、何となくわかったつもりになっているけれど、いざきちんと思い出そうとすると思い出せないものってたくさんある。
そして、何となくわかっていれば用は足りるものが多いのだと思う。
脳のキャパシティは無限ではないので、そうやって省スペース化しているのだろう。

スマホならクラウドに保存してタイトルだけ端末に置くけれど、人間の脳の場合は、詳細は書籍、インターネット上のデータ、果ては他人の記憶まで頼りにして、調べたらわかる、聞いたらわかる、という状態になっていると思うと、おもしろい。

もうひとつ思うのは、パンダって、なぜあんなに癒されるのかということ。
食べて、転がって、木に登って、落ちて、また転がって、食べて、合間に昼寝して。
やりたいことをやりたいようにやっている感じが、何とも無邪気で、ちょっととぼけていて、かわいい。
パンダのように生きたいなと思う。

「案外大変なんですよ、パンダやってるのも。
 見た目ほどお気楽じゃないんですよ。」
そんな声が聞こえるような気もするけれど。

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