短期集中 腸内ケアの方法

免疫力を高める方法として、私が意識していることは「腸内環境」を整えること。

腸についてはまた改めてですが、腸と免疫力はしっかりと繋がっています。

まあ、とにかく、お腹の中に溜まったものを出したい方・・・

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いわゆる、腸のお掃除、デトックスしたい方へご紹介したい方法です。

私も20年以上にわたり、本当にダイエットを中心に色々なやり方をやってきました。

現在はファスティングやデトックス、スムージーやローフードによる健康指導を行っており、ファスティングの最初と最後には、しっかり腸のお掃除をします。

その一つの方法としてご紹介したいのは大根と梅干しを使った「梅流し」

これは、臨済宗の僧・野口法蔵氏の下で学んだインド式の断食法です。

最低48時間以上食事を抜いた後、大根の煮汁に梅干しを入れてつぶした「梅湯」を飲みながら、煮た大根や生野菜を、みそとともに食べるというものです。梅干しのクエン酸が洗剤、大根や生野菜の食物繊維がブラシのような働きをして、腸をきれいに掃除するという考え方が基礎にあります。

梅流しを行う目的は、宿便を出すことです。

宿便て何??

その前に、そもそも、「宿便」ってなに??という方へ・・・

西洋医学では「宿便」という言葉はほとんど使われません。

内視鏡で大腸内を見ても、いわゆる長期滞留している便は確認できないからです。

しかし実際には、断食後に梅流しをすると、驚くほど大量の便が出ることがあります。

普段の便とは形状が異なり、ドス黒い便、砂のような便、ワカメのような便など、いろいろなパターンがあるようです、「小腸の粘膜や絨毛にこびりついている、古い組織や汚れが剥がれ落ちたもの」とも言われます。

通常の便も、食べ物のカスだけではありません。

半分以上は腸内細菌や腸壁細胞の死骸なのです。

腸をケアすることがどれだけ良いかはまた改めて・・・

ただ、36度の炎天下の中に放置されたものって出したくないですか??ってこんな絵みたいな感じです。


「梅流し」のやり方

では実際のやり方・・・ですがこんな感じ。

⭐️梅流しのやり方⭐️

1.2日半(7食分)の食事を抜きます。

2.大根(厚さ1cmぐらいの輪切り)を煮る。


3.大根の煮汁をまずはどんぶりに軽く1杯、ゆっくり時間をかけて飲む。


4.2杯目は煮た大根(どんぶり1杯に対して3、4切れぐらい)と梅干し1つを潰しながらゆっくりいただく。


(ちなみにこの写真は最初の時に作りましたが、これより歯ごたえがあるようにもう少し太く切ったほうがいいかも・・・)
5.もよおしてくるまで、4を食べ続ける。

※1回に梅干し1つずつ入れて杯数カウントしました。

※ キャベツ、大根、トマト、きゅうりなど、旬の生野菜に味噌や醤をつけて食べます。梅湯と一緒に食べてもOKです。

6. 個人差はありますが、大体40~50分ほどすると便意をもよおしてくるので、すぐトイレへGO!!

3回くらいトイレに行けば、自然に便意はおさまります。

2〜5の工程は全体で1.5時間から3時間くらいかかるので、休日など時間があるときに実践してください。もし便意がない場合は、梅湯と野菜を食べ続けてみましょう。

ちなみに私は最初の時は12杯、2回目は10杯目でだいたい7杯目くらいでお腹がグルグル・・・始まったみたいな感じでした。

とにかく、不安がらずに、楽しみながら、ひたすら根気よく、のんびり食べ続けます笑

(不安がったりちょっとでもストレス感じると腸は敏感に察知してもよおさなくなったりするから・・・気長にやってね)

⭐️注意点とポイント⭐️

梅湯流しをやり終えた翌日以降の食事は、スムージー、生野菜や果物を食べることから始め、そこから野菜スープやおかゆなど火を通したものを食べて、徐々に胃を慣らしてください。

スープなどは、味付けをなるべく薄くするのがポイントです。油物や肉類をいきなり摂取しないよう注意しましょう。

断食したのと同じ日数をかけて元の食事に戻します。

食事が始まったら、よく噛んでゆったりと食事を楽しんでみてください。

食べないなんて無理!!!の方は・・・

1日の断食から始めてもOKです。

朝と昼の食事を抜いて、夕方5時くらいから梅湯流しを始めましょう。

(最初は1日断食にしてやったけど、正直出が「どっさり!!」まではいかないからできたらちゃんと2.5日くらい断食したほうがオススメ

梅干しの効果として・・・

さらに梅干しの効果によって・・・

●胃腸の調子を整える
梅干しに多く含まれる「クエン酸」には殺菌作用があり、胃腸に潜伏する悪玉菌を減らす効果が期待できます。それにより善玉菌が優勢になって、胃腸の働きが高まることにつながります。

●疲労回復効果
クエン酸には、体内でエネルギー代謝をおこなう「クエン酸回路」という仕組みの中心的成分。クエン酸を摂取してクエン酸回路を働かせることにより、疲労物質の分解がおこなわれます。その結果、すみやかな疲労回復につながるのです。

●肝機能の向上
梅干しに含まれる「ピクリン酸」という成分には、肝臓の働きをサポートする役割があります。肝機能が高まることで、お酒を飲んだ際にアルコールが分解されやすくなり、二日酔いの対策になります。さらに、糖やたんぱく質、脂肪の代謝にも役立ちますよ。

梅流し2

(ちなみに梅干しは、原材料のところに色々カタカナの添加物がないものを選んでね)

注意点として・・・

ただし、なかば強制的に宿便を出す梅流しは、一時的に腸壁を荒らすことになります。

実際に、行うする際は、いくつか注意点があります。

まず、投薬や治療中の病気のある人は、決して自己判断で行わないこと。特に消化器系の病気の人、消化器の手術をして1年以内の人は禁忌です。

また、梅流しは48時間以上の断食をして、胃腸をからっぽにしなければ意味がないとされています。

長時間の断食は危険を伴うことがあるので、最初は専門家のもとで行いましょう。

断食前に準備期間を設けて徐々に少食にし、断食後の数日間も、注意しながら通常の食生活にゆっくり戻していく必要があります。基本的には、専門家の指導のもとで行うものです。

長期にわたって行う本格的な断食は、気軽にできるものではありません。

前後のトータルサポートもしているので、きちんと最低限の知識をつけた上で、セルフマネージメントのできる断食が習慣になり、食事内容が変わると思考、習慣も変わり、間違えなく人生が変わると思います。

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7月から「免疫力」を高めていくための生活習慣や美の方法などの智慧の分かち合いをしていくオンラインサロンがプロデュースされます。

その名も「免疫力ラボ」✨

ぜひ、そちらで一緒に楽しく、美しく、多くの方へ健康で豊かな人生の土台になれたらと思っています。

長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました!

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