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元小学校教員が教える活字が苦手な人のための克服方法3つ。

家にいる時間が長くなって、この機会に読書をするようになった人も増えてきたのではないでしょうか。

実は、日本人の成人で1か月に1冊以上、本を読んでいる大人は約50%しかいません。残りの50%の人たちは1冊も本を読んでいません。月に2冊以上読む人に至っては、約28%。めちゃくちゃ驚きです。(詳細データはこちら。

これを見て「日本人、本読まなすぎじゃん!!!」って思ったのと同時に、文章を書いている身としてこれはまずいんじゃないかを思いました。だって、このままだとわたしの書いている文章も読んでもらえなくなってしまうかもしれませんから・・・。

ということで、今日から勝手に読書ライフを楽しんでもらおう推進委員会を立ち上げるべく、まずはどうして活字に苦手意識をもってしまうのか、どうすればそれを克服できるのかを書いていこうと思います。(委員会の立ち上げについては、未定です<(_ _)>)


活字本が苦手な原因を探ってみた!!

①学生時代の強制的な読書

小学校の教員をやっていたわたしが言うのもどうかと思うんですけど、わたしは学生のとき国語の授業が好きではありませんでした。

特に物語なんかは「筆者の心情をなんて筆者意外分かるわけなくない?読み手の好きなように読ませて!!!」ってずっと思っていました。(さすがに、教員になってからは、ちゃんと意図して授業をしていましたけどね・・・。)

あと、夏休みの読書感想文も嫌いでしたね~。興味もない本を強制的に読まさせる感じが、苦手意識を生み出していた気がします。

②読書をしてなんのメリットがあるのか分からない

読書をしてもそれが、自分にとってなんのタメになるのか分からないと読む気もなくなると思います。

仕事とかもそうだと思うんですけど、読書も目的がないと本を読む必要が感じられないから、読書をしなくなってしまうじゃないかと思うんですよね。

だから「読書をすることによって、自分の人生に具体的にどんな変化が現れるか?」を考えると読書もはかどるようになります。

わたしの場合は、本を読むことで「自分にはない考えや価値観を得られる」という意識をもつようにしています。

③文字だけだと場面のイメージがしにくい

これが、苦手な人が圧倒的に苦手なような気がします。読書が苦手な子ども達を見てると、マンガとか絵が多い本を読んでいる子がほとんどです。マンガや映画と違って文字だけの場合、物語の場面や展開のイメージは自分の頭の中でするしかありません。そうなると読むのに時間がかかってしまったり、上手くイメージができず頭の中が混乱してきて読むのがめんどくさくなってしまい、読書から遠ざかってしまうんではないかと思うんです。

あと、これはわたしの場合ですが、登場人物が多すぎる内容のものが苦手です。誰が誰だかわかんなくなってきちゃって場面描写がうまくできず、内容の理解がなかなか進まないんですよね。


では、苦手意識を克服して読書を楽しめるようにするためには、どうしたらいいのか?そのポイントを以下に書いてみました。


苦手を克服し読書を楽しむためのポイント3つ

自分が好きな映画やドラマ、アニメと似た本を選ぶ

読書も自分が興味のあるジャンルじゃないと最初は読む気になれません。

いくら話題になっていたり人気で売れていたりする本でも、それが自分の読みたいと思うものとは限りません。

だから、好きな映画やドラマのジャンル(サスペンスとかSFとか恋愛ものとか)に似た本は、読みやすいんじゃないかと思います。

好きなジャンルなら、場面のイメージもしやすいでしょうから。

わたしは大のサスペンス好きなので、湊かなえさんの告白(映画にもなりましたね。)とかは、興奮でした。そのから湊かなえさんの本は、ほどんど読んでいます。


②薄い本を選ぶ

わたしも経験済みですが、分厚い本を選ぶと「時間かかりそうだから、時間あるときに読もう。」と思って、結局読まないまま本棚に行っちゃうってことがあるんですよね。経験しているのでよくわかります。

まずは、薄い本でサクッと読めちゃいそうなものから選ぶといいと思います。そして、買ったらすぐ読みましょう。

これが結構大事で、本も映画もそうだと思うんですけど、読みたい!とか観たい!と思った瞬間が、一番興味・関心が高まっているときです。その熱が冷めないうちに読むことでどんどん読めちゃいます。日が伸びれば伸びるほど熱が冷めてしまって読まずに本棚へって言ってしまいます。(これも経験済みです。)


③選ぶ基準を工夫する

他にも、自分が尊敬している人とか、好きな人が読んでいる本を読むとかも面白いです。

●「この人は、この本のどんなところに感動したんだろう。」とか

●「なんで、この本が好きなのかな。」

とかを考えて本を選んで、読んでみると尊敬している人がどんな考え方や価値観をもっているのか分かるし、その人にちょっと近づけたような気がして一石二鳥です。

この読み方、今までの自分にはない新しい視点で本を読むことができるので、活字が苦手じゃない方にとってもおすすめです。


以上3点が苦手を克服する方法をお伝えしました。ですが、そもそも本を持ち歩くのがめんどくさいって人もいると思うので、その方はぜひ電子書籍を使ってみてください。

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いろいろ工夫しながら、活字の楽しさを知って、学びのある読書ライフを過ごしてもらえればうれしいです。



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